5日目~エビータ・ミュージアム

動物園を出て街中を少し歩くと、エビータ・ミュージアムがある。

元々は、彼女が創設した母子を保護する施設だったらしい。
色々な展示品があって、特に撮影禁止とは書いてなかったが、
フィンランドやN.Y.の時みたいに撮ってる人は誰もいない状態だったので、
小心者な私もやめておいた。

だけど、エントランスホールのペロン元・大統領とエビータの肖像画は
みんな帰りがけに撮影していたので、私もパチリと。
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展示品は、彼女の出生時の書類や学校の成績表から、
モデルや女優をしていた頃のポスターや写真、
そして大統領夫人となり、自身も福祉活動などをしている頃の
服や靴など、多岐に渡っていた。

ここが施設だった頃の調理場や物品倉庫も再現され、
その当時の写真もたくさんあった。

ホントにキレイな人だったんだなぁと、写真を見て思った。
服を見ると、想像していたよりもかなり小柄。
そんなに背も高くないみたいだし、骨格的にもガッシリした感じではない。
足も私より小さいんじゃないだろうか?

いくつかの展示室では、当時のニュース映像で
(ハンパじゃない)大衆の前で演説をする彼女の姿や音声が流れている。

最後の展示室では、彼女が亡くなった時のブエノスアイレスの様子が
やはりニュース映像で流れていた。
数日前に訪れた場所が人で埋め尽くされていて、
周辺の建物にはバルコニーから落っこちそうなくらい人がいて、
ゆっくりと通り過ぎる彼女の葬列に、みんなが涙しながら花を投げている。

ビックリしたのは、彼女の遺体がその後スペインやイタリアなど、
各地を巡らされて、最終的にアルゼンチンに戻り、レコレータに埋葬されたのは
数年後だったということ。
映像には、特殊な加工をされたものの、その旅の途中で足の先や
顔の一部が腐敗で損傷し、包帯やガーゼで隠されていく様が出ていた。

その様子を「可哀そうだ」とコメントする身内も出ていた。

まぁ、彼女が死後にこういった長い旅をする羽目になったのは、
その後のペロン氏の政治的立場の変化に関係するわけだが、
すぐにゆっくり休ませてあげれば良かったのに・・・と思えて仕方ない。

あんなにキレイな人は、キレイな姿のまま葬ってあげればいいのにねぇ。
そんなつもりはないかもしれないけど、いつまでも公開する必要はなかった。
一時、イタリアかどこかで埋葬されていたのを、数年後にレコレータに移したと
聞いたけど、彼女はアルゼンチンにいたかったんじゃないかな?

『美人薄命』ってホントなのねぇ。
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by gogofinland | 2008-11-16 17:02 | 2008 Argentina