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奈良・ならなら館

もしも奈良に数時間しかいられなくて、
東大寺など、奈良公園エリアをじっくり回ったり、
平城京などに足を延ばしたりできないのであれば、
近鉄奈良駅ビル4・5Fの『ならなら館』に行けば、
レプリカながら奈良のあれこれを一気に見ることができる。



ということで、行ってみることにした。

受付の横に、昔の衣装をまとった人形がある。
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一番楽しいのは、これ!
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東大寺の大仏さまの手の平の実物大。
お恥ずかしいのでここにはUPできないけど、
手の平に座って職員のおじさんに写真を撮ってもらった。
すっごくデカい。

ここで一人旅の不便さを感じる。
一人旅って・・・
おバカ写真撮れないんだもの!

誰かと一緒なら、おバカ写真を相方に撮ってもらうことができる。
でも、見ず知らずの他人にシャッターをお願いした時に、
バカ★ポーズで「ハイ、チ~ズ♪」とはいかない。

本当なら、この手の平の上に大の字になって寝転がったり
お釈迦様の手の平の上の孫悟空みたいにしてみたり
キングコングにつかまったおねーちゃんみたいにグッタリしてみたり・・・
そんな写真をいっぱい撮りたい衝動に駆られていたのだ。

えぇ、バカですけど。
オトナなのに。

他に興味深かったのは、『庶民の食事と貴族の食事、学校給食との比較』
給食は撮ってないが、庶民と貴族は撮ってきた。
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庶民の食事
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貴族の食事

まるで違う!
庶民のは栄養足りなさ過ぎ。
貴族のは栄養摂り過ぎ。
両極端だなぁ・・・

そして、東大寺まで行かなくても、ここで大仏殿同様、柱をくぐることができる。
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さっき写真を撮ってもらった職員のおじさんが、
しきりに「通っていきなさい」と言うが、
どう考えても、私の“ダイナマイト・ボディ”じゃムリだと思う。

でも、おじさんは「いや、絶対大丈夫だから!」
と、この柱を通りぬけるコツを教えてくれた。
その通りにやれば、子供でなくても通れるんだそうだ。

<通り方>
1.まず両腕を上に上げる
2.腕だけを穴に入れる
3.体を斜め45度にして入る

これだけ。
3の「45度にする」のが一番大事なんだって。
たいていの人が子供と同じように、体ごとまっすぐ入ろうとするから
通れないんだそうだ。

そう言われても、私のラテン級なお尻は厳しいと思うんだが。
「万が一抜けなくなったら、新幹線に乗り遅れるんで・・・」と
固辞したら、おじさんは笑いながら「今日はそういうことにしておきましょう。
でも、来年また遊びに来て、その時はチャレンジしてね。」と言った。

なんとか次回は東大寺でやってみたい・・・けど、
一人旅だったらちょっと恥ずかしいので、
ならなら館でチャレンジしよう。

by gogofinland | 2009-01-23 23:00 | 旅ジャパ~ン!!