子ども手当・ふたたび

公明党まで乗り出して、子ども手当がどんどん突き進んでるが、
この前朝日新聞の「声」の欄に対照的な投稿があって
興味深かった。

まず最初に、中学生の子どもが2人いる母親の投稿があった。





投稿の内容は、ざっくりとこんな感じ。

子ども2人を塾に行かせている。
で、その塾代が10万くらいかかっているらしい。
しかも冬期講習だの夏期講習だのがある時期は、
20万くらいかかるらしい。
一応この母親はパートか何かで家計の足しにしている。

で、彼女の要望ってのが。
子ども手当を早く支給して欲しい
もちろん、理由はこれから春期講習もあるし、
塾代だけで家計に相当な負担がかかっているから。


そんな投稿から数日後。
今度は60~70代の女性からの投稿があった。

この人は、娘の子=孫を養っている。
孫の親は父母ともに育児放棄してどこかへ行ってしまった。
パート収入で養っているが、孫もそんなおばあちゃんの苦労を知ってか、
物を欲しがらず、破れた靴をおばあちゃんが指摘して買ってやるくらいだそうな。
役所に相談して、給食費免除は認められたそうだが、
修学旅行費などの負担もあり、決して生活は楽ではないという。

で、この女性の要望は。
「孫を高校に行かせてやりたい」
つまり、無償化によって孫に家計の心配をさせずに高校へ・・・ということだ。

この2人の話しで、どういう立場の人を先にサポートすべきか、
今の政権にはわからないんだろうか?

奥様のパート収入がないと、2人の中学生を塾通いさせられないかもしれない。
でも、塾に10万、20万かけられるだけマシじゃないだろうか?
塾の費用の足しに子ども手当なんか払うべきじゃない。

もちろん、2人が自分の窮状を色んな意味で誇張してる可能性もあるが、
どっちにしても、この2例だけ見れば、最初の主婦が「ふざけんな」の対象と
なってしまうのは明らか。

少なくとも、私は納税者の1人として前者に自分の納めた税金を
渡すのは納得いかない。
そこまでの財力がないなら、塾にそんな大金かけるなということだ。
行かせてやりたいなら、それは自分が身を粉にして稼げばいいだけ。

いや、ホントにね、最初にこの投稿を読んだ時、
「“釣り”でしょ?“ヤラセ”でしょ?」と思ったもの。
子ども手当を通そうとするお国の誰かが、
「そーなのよ、ウチも塾代が大変で!」という主婦層の賛同を得ようと
おかしなコトをやったんじゃないかと思えるくらい。
子ども手当に反対してる人からしたら、やっぱり「ふざけんな」だし。
“釣り”としか思えないよ。
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by gogofinland | 2010-03-11 21:44 | ぐうたらな日々Tokiossa