これじゃやむをえず

少子化、少子化・・・と巷じゃ私ら負け犬族だけが諸悪の根源みたいに
言われるが、ホントの原因は男にあると思われる今日この頃。
いや、別に責任転嫁してるわけじゃぁないっす。

私の職場の男性同僚2名は、恐らく世の夫たちの中では
相当家事&育児に協力している部類と思われる。
というか、少なくとも半分以上やってるんじゃないかと想像される。

が、これをやると仕事にかなり影響が出るのも事実。
つまり、この2名については、子持ち女性社員と同じ状況なのである。
子供の急病で突如休む、遅れる、早退する・・・etc、
子持ち女性の場合と同様に「なんとかしてくんないかなぁ」的発言が
出てきているのである。



ある同僚など「カンベンして欲しいんだよねぇ。もうちょっと奥さんに
任せてくれないかなぁ」と言っていた。奥さんだって仕事を持っている人である。
ちゅーことは、これ↑を極端に翻訳させてもらうと、
女は子持ちになったら仕事を削って育児優先しろ
男は仕事優先で子供のことは奥さんに任せとけ

ってことではないのか?

発言者は独身男性。これから嫁をもらおうというお年頃である。
そういう世代ですら、男は育児より会社を選べという考えならば、
この先どんなゴマスリ政策を立てたとしても、税金のムダ遣いに
終わる可能性が出てくる。
それならば、「オレ様の税金をドブに捨てるような政策作るな!」である。

女性が「子持ちになったら仕事を今のように続けられない・・・」と
渋るだけが理由ではないんだなと思った。
男性の中で子育てに積極的に参加しようという人も同じ気分を味わうことになる。

じゃあ、少子化の諸悪の根源は子供そのものということに
なってしまうのではないだろうか?
子供が国家社会を崩壊させる原因!?
高齢者同様、社会のお荷物になってしまうのか?
かといって、赤ん坊をいきなりオトナにすることはできないわけで。
生まれた時からなんでも自力でできる赤ん坊がいたら気味悪いぞ。

昔と違って、今は親世代も自分の生活や人生を、自分らしく生きたいと
考える人が多い時代。
そうなると、自分の人生の障害になるものを避けて通ろうとするのは
当然のこと。そしてそれが結婚・出産・育児だとするならば、
育児手当が増えるとか、税金控除されるとか、そういうことでは到底
出生率をアップさせることなんて難しい。
お金の面だけで子供を持つことを渋っている人が多いならまだしも。

保育所入所の待機児童が数万人いるというが、これも仕事を続ける
足かせになってしまうわけだ。
運良く保育所に入れることができても、今度は保育料のために働いて
いるかのような状況に陥るわけで。
某友人の収入は保育料に消えているそうだ。だから生活費は結局
ダンナの給料でまかなうことに。
これじゃ何のために働いてるのかわからんじゃないか。
相殺されてしまうんだったら、働かずに家で自力育児しても同じ
ってことになってしまう。
仕事をすることで社会の一員として得るものも色々あるが、
そういう充足感だけで満足する人はボランティア活動でもいいんだし。
そうじゃないからみんな働くんだろうからね。

「産めば産むほどお得」なんていうコピーをつけたバカ男
(私はこのコピーをつけたのは男だと確信している)もさることながら、
そんなキャッチをつけられるような政策しか作らないバカも
一体どこまで現実を把握しているのやら。
そりゃ~ね、年金崩壊したってお役人はギリギリまで安泰なんでしょうよ。
でも大多数である民間の一般人には即深刻な問題になるのである。

それに、「産め」「産め」と言うけれど、産みたくても産めない女性への
配慮がまったくないよね。
産めるのに産んでない私のような者があれこれ言われても仕方ないが、
そうではない人は、仮に満塁ホームラン級の少子化打開策ができたとしても、
突如産めるようになるわけではない。
産んだ人にはお国から恩恵があって、そうではないがきちんと納税の義務を
果たしている人には何もないなんて不平等だ。
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by gogofinland | 2006-06-17 12:43 | ぐうたらな日々Tokiossa