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寒くて雨降り、そしてびっくり

 話し掛けてきたこの人は、在フィン日本人妻でみほこさんのお友だち。(みほこさんから名前を聞いたんだけど、忘れちゃってごめんなさい)
 なんせ私の携帯に電話がかからないので、自宅でトラブル発生により遅れると伝えられないみほこさんが、この人に託したのだった。

 というような事情を聞いてる最中にみほこさんがやってきた。お土産を渡して「また来年!」とお別れをし、私は増えた荷物を入れるための安いトートバックを買うべくAnttillaへ。ついでに朝食を買ってホテルに戻ると、昨夜のおじさんがレセプションにいて、「昨夜はごめんね。あの男の子たちはロックコンサートを見に田舎から出てきてねぇ。ライブが終わって興奮が冷めてなかったみたいだ。酒も飲んで相当酔っ払ってたみたいだし。」と言った。
 まあ、ライブの後の興奮加減は私もわからなくはないし、おじさんはちゃんと注意して、静かにしてくれたんだからいいか。ということで、注意してくれたことにお礼を言ってなかったので、改めてお礼を言った。

 朝ご飯を食べて、買って来たバッグに機内持込にする荷物を詰めて、チェックアウト。中央駅のロッカーに荷物を預けようとしたら、いつもの場所にコインロッカーがない。地下に移動したらしい。なんだよ~、面倒くさいなぁ。

 荷物を預けて、思い起こせば今回ウスペンスキー大聖堂詣をしてなかった。大聖堂に行くと、今日は誰も来ていない。大抵日曜日の午前中に行っているので、ミサなどがあったが、平日だから何もやってない。すごく静かだ。
 ウスペンスキーを出ると、ちょうど昼時。マーケットホールでロヒケイットを食べなくちゃ♪

 あちこちウロウロして、一度中央駅近辺に戻り、シティセンターの前で信号待ちをしていたら、いきなり誰かが肩を叩いた。「誰じゃ?」と振り向くと、な、な、な、なんと!!中央駅のカフェでわけのわからんことを言ってた酔っ払いのおじさん!!
 相変わらず酔っ払ってる感じで、フィンランド語でしゃべってるが、口調や表情その他から推察するに、「よぉ!また会ったな!」的なことを言ってたのではないかと・・・私、友達じゃないのにぃ(;;)

 さあ、いよいよ帰国の途に着かなくては・・・
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by gogofinland | 2005-02-12 01:17 | 2004 Finland

最終日

 今日は帰らなくちゃいけないのに、また天気が悪い。みほこさんとの約束の頃には雨も止んだが。

 そろそろ出勤時間かなと思われるKから立て続けに何通かメッセージが入ったが、全部本文が空のメールだった。おいおい、イタズラかよ!?と思いつつ、何かの信号?SOSとか?とも思ったので(空想力でか過ぎ)、「なんか空メールがいっぱい来たけど、何かあったの?」とメールしてみると、「ポケットメッセージを送ったんだけど、キミの携帯では対応してないみたいだね」という返事が来た。

 ポケットメッセージってなんじゃ?よくわかんないけど、帰国後に詳しい人に聞いたところ、昔J-phone(今Vodafone)ユーザー間でやり取りできた、スカイメールみたいなもんらしい。それは確かにムリだな。
 一体、その立て続けのポケットメッセージに何を書いたのか、Kに聞かずに終わったが、何だったんだろう?聞いてみればよかった。

 あ、そうだ。もしかして皆さん不思議に思ってるかもしれない。「Kと電話では話さないの?」と。ええ。電話では話してないです。一度も。
 実はですね、木曜日にKと会った時にも、土曜日にみほこさんに会った時にも指摘があったのですが、私は今回持参した自分の携帯に、普段「非通知拒否」設定をしているのです。どうやらこれがマズかったようで、Kもみほこさんも、私の携帯にメッセージは送れるものの、電話をかけてもつながらないんだそうで・・・
 設定を解除してみようと思ったけど、解除の仕方がわからず、結局そのままでして(^^;
それでもKは通話に何度もトライしたそうです。そのたびにVodafoneのメッセージが流れて「ビビって切っちゃったよ!」と言ってました。
 私の方はというと、そんなこととはつゆ知らず、な~んか『非通知』からの着信履歴だけがたくさんあるなぁ・・・と思っていたわけです。

 みほこさんから「解除せよ!」と言われたのですが、在フィン中は果たせず・・・でもね、みほこさん、もう大丈夫ですから!!ちゃんと設定解除の仕方を覚えたんで、今年の旅ではちゃんと解除して行きますんで!!

 話を元に戻して、みほこさんとの待ち合わせ。チェックアウトせずに逃げると思われたらいけないと、小心者の私はレセプションで「ちょっと友達にお土産を渡して、すぐに戻ってくるんで・・・」と説明して、待ち合わせの場所ストックマンの前に。
 少し早く着いてしまったのと、寒かったのとで入り口のロバーツでコーヒーを買った。おねーさんが「お砂糖入れますか?」と朝のさわやかなスマイルで聞いてきたので、今回は入れてもらうことにした。
 ちゅーか、『砂糖入れたがりロバーツ』と、『自分で勝手に入れてロバーツ』の違いって何?『入れたがり』はストックマンの入り口のカウンターのとことフォルムの入り口のカウンターのとこ。んで、同じストックマンのネットカフェになってるとこと、中央駅などは『自分でどうぞ』だ。
 これは店舗による差なのか、それとも店員による差なのか、よくわからないが、なんだか面白いのでこの次からはあちこちのロバーツに行って観察してみようと思う。

 ストックマンの外の灰皿のところでタバコを吸いつつコーヒーを飲んでいたら、隣の若い男が話しかけてきた。「あら♪何か?」とかすかに期待したが(すんなよ)、ライター貸してくれだった・・・ふん。

 待てど暮らせどみほこさんが来ない。あれれぇ?遅刻しちゃわないか?時間間違った?と思っていると、「あのぉ・・・日本の方ですか?」と知らない日本人女性が話しかけてきた。「そうですが?」と言うと、「AKIさんですか?」と聞かれた。
 え?誰、この人?なんで私の名前知ってんの!?もしかして、珍道中を見た人?んなわけね~だろ。
 
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by gogofinland | 2005-02-12 00:48 | 2004 Finland

サイテーな夜

 ヘコんだままホテルに戻った。もう明日は帰国しなくちゃいけないから、荷物も片付けておかないと。
 明日は朝、出勤前のみほこさんと会って、土曜日に渡し忘れたもう1つのお土産を渡す。その後はチェックアウトして、コインロッカーに荷物を置いて、最後のお散歩だ。火曜日のスケジュールは空港行きのバスに乗るまで同じだ。

 あの後も数回Kからメールが入っていた。だからさぁ、メール打たなくていいからさぁ!!

 10時過ぎ。隣の部屋が戻ってきたようだ。昼間チェックインしてた男の子集団だ。部屋で大声でおしゃべりしていてうるさい。
 今回止まったホテルのNGなとこ。まずは音だ。隣の声がすごくよく聞こえてくる。あまりにうるさいので、テレビを大音量にしてしまった。だって聞こえないんだもん。

 11時を過ぎて眠くなってきた。寝ようかな~と思うけど、隣がうるさい。とりあえずベッドに入ると、直後に集団が外出していったので、すごく静かになった。・・・そして私はあっという間に寝入ったみたいだ。

 突然大騒ぎの声で起こされた。時計を見ると2時近いではないか。あまりにうるさくて眠いのに眠れないので、ロビーで一服することにした。
 タバコに火をつけたら、ホテルのおじさんが来て「もう夜中でみんな寝てて迷惑になるから、1本だけでやめて」と言われた。
 は?なんで?タバコ吸うのにうるさいことなんてないじゃん。寝てるところを起こされたし、Kのこともあったしで、私はかなりご機嫌が悪い。
 「ロビーでタバコ吸うより迷惑なのがいるんですけど。隣の部屋がうるさすぎて、こっちは眠れないの!」と言ったら、おじさんが様子を見に行ってくれた。ドアの前に立っても騒ぎが聞こえる。

 おじさんがその部屋のドアを何度かノックするが出てこない。騒いだまま。声がデカ過ぎてノックの音が聞こえないみたいだ。部屋に戻ると、やっと注意してくれたらしく、急に静かになった。
 さあ、これで眠れる・・・と思った時、携帯にメールが入った。Kからだった。「今やっと仕事が終わった。今日はデートの約束を破ってごめん。僕も本当に残念に思ってる。僕はあんまりこまめにメールを書く人間じゃないけど、これからもインターネットを通して続けていきたいと思ってる。」

 返事を書こうかどうしようか迷った。自分にとっての最後のチャンスとして、帰り道にほんのちょっとだけでももう一度会いたい気持ちと、メールでならいくらでも書けるしなぁという猜疑心みたいなものとで迷った。
 結局、もう私は寝ていて、今この時間にこのメールは見なかったことにした。明日、帰国の挨拶を送ろう。
 隣は静かになったけど、なんだかイマイチ寝付きが悪かった。
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by gogofinland | 2005-02-12 00:19 | 2004 Finland

がっくり

 あと30分くらいでKの仕事の終業時間だ。ホテルでボケ~っとしててもしょうがないし、ストリンベリにでも行ってようかな。
 レセプションにカギを預けようとしたら、若い男の子(20歳くらい)の集団がちょうどチェックインし終わったところだった。レセプションのおじさんに「カギをお願いします」と渡そうとしたら、彼らが口々に「ハ~イ♪」とか「Have a nice day!!」とか言うので、1vs多数だと返事も忙しい。

 ストリンベリでいつものどんぶりカフェオレを飲みつつ、旅日記を書いていると、新規メル友Sから携帯にメールが入った。「もうヘルシンキにいるの?いるんだったら会わない?」・・・あんたネタが遅いよ・・・(--; 

 待てど暮らせど、Kから連絡がこない。携帯に「もしかして、まだ仕事してる?今日はムリってことかな?」と送ってみたら、「残業になっちゃって・・・まだまだかかりそう。多分今日はムリだと思う」と。
 がっくり・・・これってもしかしてすっぽかし?ちゅーか、会う気なかったんじゃん?じゃあ、最初から約束すんなよ~!!

 ものすごくガックリしてしまった。こんなだったらタリンに行っちゃえばよかった。ふと、さっきメールをくれたSに「これからどう?」と連絡しようかと思ってしまったが、ヘコみ度が高すぎてそんな気分もすぐに消えた。

 ストリンベリを出て、薄暗くなった空を見ると、昨日、今日とあんなにいい天気だったのに、どんよりとした黒い雨雲が集まってきていた。きっともうすぐ雨が降る。
 ライトアップされたマーケットホールやウスペンスキー大聖堂、ホワイトチャーチなどを写真に収めていたら、雨が降り始めた。
 なんだか必要以上にミジメな気分。Kにはすっぽかされるわ、天気はまた悪くなるわ・・・

 Kから何度かごめんねメールが入ってきていた。「仕事だからしょうがいないよ。気にしないで」と返事を出したが、何度もメール打ってるヒマがあるんだったら、とっとと仕事を片付けて来い!!と書きたくなってしまった。
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by gogofinland | 2005-02-11 23:54 | 2004 Finland

そんなことはいけませんっ!

 岩落ちでも特に怪我をせずに済み、カウッパトリへ。ここも相変わらずな雰囲気だなぁ。それがいいんだけどね。各国の観光客がお土産の露店を眺めたり、地元の人が野菜を買ったり・・・キャベツが積まれているコンテナにスズメが集まって、売り物だっていうのにキャベツを突付いて食べている。でも、お店の人は追い払うわけでもない。

 ブラブラ眺めてふと思い出した。Kに薦められたCDをまだ買ってなかった。Anttillaの地下のCD売り場に行ってみたが、CDのありかがわからなかったので、レジに行って男の店員さんにKが書いたメモを見せて「このバンドのCDが欲しいんですけど・・・」と言うと、ニコリと笑って「新しいアルバムがいい?前のアルバムがいい?」と聞かれた。
 どうせだったら新しいのがいいのかな?と思って「じゃあ、新しいやつを」と言ったら、すぐに持って来てくれた。どんな曲だかわかんないけどいいや。Kが「フィンランド語のリスニング代わりに」と薦めてくれたやつだし。

 再びブラブラして、一度ホテルに荷物を置きに戻った。エレベーターで日本人のカップルと一緒になった。レセプションにいたおじさんが先に中に入ったそのカップルに満面の笑みで「Hello!!」と挨拶したら、そのカップルはお互いに「?」のような顔を見合わせて、返事もせずに部屋に戻ってしまった。これって、失礼じゃないか?
 なぜこいつらが日本人だとわかったかというのは簡単な話で、『○球の歩き○』を持っていたというのと、エレベーターの中でヒソヒソ話をしているのが日本語だったからだ。
 別に英語やフィンランド語で講演しろってわけじゃないんだし、挨拶くらいすりゃ~いいのに。まして、相手から挨拶されたら返すのが礼儀ってもんじゃないのか?同じ日本人として恥ずかしい。

 さすがにおじさんもシカトされて「え゛・・・?」という感じで戸惑ってたけど、気を取り直して(?)私にも満面の笑みで「Hello!!」と言ってくれた。私はいくら英語が超ブロークンでも、フィンランド語ができなくても、挨拶だけは頑張る女なので、ちゃんとお返事をした。
 でも、これがエライってわけじゃなくて、挨拶はちゃんとしなくちゃね。

 4時前。もうすぐKの仕事が終わる時間だ。
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by gogofinland | 2005-02-11 23:33 | 2004 Finland

あぶね~ぇ(--;

 月曜日。今年の旅も終盤になった。今日も天気がいい。少し風が強いけど。

 終盤だし、天気もいいし、となったら朝からお散歩三昧だ。当初の予定だと、今日はタリン(エストニアの首都)に出かけるつもりだった。だけど、昨日Kと会えなくて、今日会う約束をしてしまったので中止だ。
 どのみちKは仕事だから、夕方までに戻れるなら行っちゃおうかなとも思ったんだけど、タイムテーブルを見るとKの仕事が終わる頃までに戻ってくるとなったら、あまり向こうに滞在できない。そんなんじゃつまらない。
 Kとの約束をキャンセルしようかなとも思ったが、やっぱりできることならもう1回会ってから日本に帰りたいような気がしたから、私はタリン(旅)よりK(男)を選んでしまった。つくづく私は男に弱い。

 午前中はお土産類を買いに行き、お昼近くなって、さてお昼はどうしようかな?と思いついたのが「お日様の下、トーロ湾でカモたちを見ながらランチ」だ。
 マンハッタンカフェでピラフやサラダをてんこ盛りにしてテイクアウトして行くことにした。地下から1Fに上がって、出入り口のところにあるロバーツでカフェラテをオーダーした。フォルムに入った時には金髪の美人な店員さんだったけど、マンハッタンカフェで買い物してる間に入れ替わっていて、ヒゲに長身、無表情な男だった。

 オーダーした後に、袋に入った砂糖とマドラーを取って待つ。カフェラテが出来上がった時、その無表情な男が「砂糖は入れる?」と聞いてきたので「こっちのをもらったから自分で飲む時に入れる」と答えたら、「こっちの砂糖は入れないの!?」とか「こっちも入れた方がいい」と言い張る。なんのために砂糖を2種類入れなきゃいかんのよ?わけわかんね~。
 「いや、ホントにこっちのだけで充分だから。」と再度断ると、男はフンという感じですっごくイヤそうな顔をし、「あ、そう。じゃあ、どうぞ」とカップにフタもしてくれないし、紙のカバー(持つと熱いから)すらくれなかった。密かに逆ギレっぽい。

 ちょっと不愉快な気分でフォルムを出て、トーロに向かった。
 天気がいいのでトーロのベンチには色んな人が腰掛けてまったりしている。でも、私の一番んのお気に入りベンチは空いていた。ラッキー♪
 太陽がキラキラ反射する水面やカモたちを眺めながら、ランチを食べていると、「お、食い物持ってんじゃん?」という感じでカモ&カモメが集まり始めた。
 「今日はパンはないんだよなぁ。あんたらピラフなんか食うのかい?」と小声で話し掛けてみるバカ。試しに・・・と少しご飯を投げてみると、ウギャ~!!と叫びながら、カモvsカモメの戦いが始まってしまった。

 そんな風にご飯をあげつつ食べつつしていると、おばあさんが1人やってきて、「ここ座ってもいいかしら?」と聞く。1人で座っていたので、少し詰めて「どうぞ」と言うと「ありがとう」と言った。
 おばあさんはポケットからパンを出して、カモにまきはじめた。物凄い勢いでカモたちが集合し、パンの争奪戦を繰り広げて大騒ぎになったので、おばあさんは笑いながら私に何か言った。でも、全然わからなかった。多分「すごいわね~」とかそういうことなのかなと思い、テキトーに(すいません)ニコニコと相槌を打っておいたが、おばあさんは何度もそうやって話してきた。

 ランチを終えて、カウッパトリの方にでも行こうかなと歩き出すと、以前昇ったことがある岩の前に来て、急にこの上にまた昇りたくなった。
 上から下を見下ろそうと思ったその時、ポケットに入ってた硬貨が1枚チャリ~ンと落ちて、岩を転げ落ちていき、すぐ足元の平らな部分で止まった。
 拾おうと思って少し下に降りようとしたその時・・・岩の隙間に生えた草に滑って、ズルズル~っとスキー状態になって「ギャ~ァァァ!!」・・・硬貨のありかを通り越して、更に下までずり落ちていく私。
 この岩から下の歩道まで落ちたら、多分大怪我・・・いや、打ち所が悪かったら死ぬ。かろうじて途中で止まった。
 たかが1セント硬貨1枚で岩から落ちて死んだら恥ずかしい。
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by gogofinland | 2005-02-11 23:07 | 2004 Finland

ぼんやり日曜日

 場所を移動して、フォルムの横のカフェに落ち着くことにした。
 もう6時になろうという時間だったので、「Kって明日仕事だし、今日はほとんど店も開いてないのに、ホントにこれからでもいいのかなぁ?」と思いつつ、とりあえず「今、友だちと別れたとこだけど、どうする?」と携帯にメールしてみた。

 少しして携帯に返事が来た。「実はまだラハティにいるんだ。ヘルシンキに着くのは遅くなりそうだ。明日会社が終わってからに変更してもいい?」と。正直、ちょっとガッカリした。
 でも仕方ない。親や親戚といたらさっさと帰りずらい時ってあるし。まして知り合いに会うためなんて、私だって言い出せないことがある。「家族で集まってる時に何もわざわざ知り合いとの約束を入れなくてもいいじゃん!」って言われるから。

 ましてラハティから戻ってきてからとなったら、何時になるかわからない。明日仕事がある人に夜遅くまで付き合ってもらうのは好まない。これは逆の立場だった場合には、できればカンベンして欲しいことの1つなので。
 「じゃあ、明日仕事が終わって時間がありそうだったらメールして」と返事をした。Kからは「終わったら電話するね!」と再度返事がきた。

 さて・・・これからどうしようか。さっきも書いた通り、日曜日なのであまり開いているところがないし、まだお腹もすいてない。スーパーで買出しでもして、ホテルでのんびりテレビでも見て、早目に寝るかな。

 夜になって、ホテルでご飯を食べながらテレビをつけたら、YLEで全共闘運動~日本赤軍までの日本の学生運動の特集をやっていた。多分NHKかどっかでやったような番組を買い付けて流したんじゃないかと思うが、なんで今時こんな番組をフィンランドで流す必要があるんだろう?・・・と、思いつつ最後まで見てしまった。

 全共闘とか日本赤軍を見て、フィンランド人たちの日本人への印象は変わるのだろうか?これを見て、何を思うんだろう?
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by gogofinland | 2005-02-11 22:33 | 2004 Finland

妊婦・Kちゃん

 日曜日だ。お昼からKちゃんと会って、夕方からKと会う予定だ。(どっちもKで紛らわしいな)
 今年の旅は天気が悪くてガッカリだったけど、今日は天気が良くてあったかい。そのせいかいつもの日曜日より人出が多い気がする。

 Kちゃんとの待ち合わせは中央駅のベンチ。大抵この場所だ。Kちゃんがエスポーから来るので、バスで来ても地下鉄で来てもすぐに会える場所がここだからだ。
 少し早く駅に着いてしまったので、中央駅のカフェでお茶を飲んで時間を潰し、約束の時間にベンチに向かうとKちゃんがいた。

 わ~ぁぁ!!ホントにお腹が大きい!!スイカを入れているような・・・というのが「まさにそのと~り!」という感じに丸い。臨月Kちゃんだ~!!思わず挨拶しながらお腹をなでてしまった。

 さてさて、どこに行くかね・・・と言っても日曜日。開いてるカフェも少ない。で、結局いつものストリンベリ。開いてるところが少ないから、日曜日の昼下がりのストリンベリはかなり混んでいる。軽いランチを取りながらおしゃべり三昧だ。去年の末にダーリンを連れて帰国した時には結局会えずに終わったので、1年の空白分だけの話題が色々ある。
 しかも、今回の1年分は前回と違う。たった1年、されど1年。Kちゃんは妊娠して、既に臨月だ。1年あればそれだけの変化を遂げることができるのである。私は1つ大人になっただけで、それ以外は何も変わってないが。

 Kちゃんからフィンランドの出産関連の話を聞いた。市から「赤ちゃんグッズ」の詰め合わせみたいなものが送られてくるんだそうだ。
 紙おむつから、哺乳瓶に粉ミルク・・・etc。Kちゃんの家で購入したのはベビーカーだけだそうで、そういう心配は不要だったらしい。まあ、唯一購入したというそのベビーカーというのが結構高いらしいが。(雪道でも押せるようなもので、日本で見かけるようなものとちょっとタイヤが違うんだそうだ)

 市から送られてくる物資は、誰にでも送られてくるものだ。日本の少子化を一部では私のような負け犬(あえて私は自分だけは負けライオンと思いたい。犬とは格が違うのさ♪←別に威張らなくてもいいんだけど)のせいにする向きもあるが、おいおい、それだけじゃないだろうよ?
 今の日本じゃ、親の財政状況で子供の環境にも貧富の差が出るじゃん。産みたいけどカネがない人だってたくさんいると思う。

 フィンランド以外でも北欧諸国には「子供は国の宝」という概念があるようだ。だから国が平等に責任を負うというか、どの子も平等に育てなくては!という感じで社会制度が出来上がっているように見える。

 そんな風にあれこれ他愛もないことをおしゃべりしまくると、既に時間は5時を回っていた。臨月の身をあまり遅くまで外に晒しておくのは体に悪そうだし、ダーリンに怒られちゃうかもしれないしってことで、お開きにすることになった。

 中央駅のバス停でKちゃんを見送り、そうだ、そろそろKに連絡してみなくちゃ。
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by gogofinland | 2005-02-11 22:19 | 2004 Finland

お散歩三昧

 土曜日である。今日は昼からみほこさんと会って、お散歩三昧の予定だ。

 今まではメールやらお互いのHPでやり取りしていたのだが、今回お会いすることになり、到着後に電話をしてみたところ、関西弁だった。勝手なイメージで関西っぽい感じじゃなかったので少し驚いた。
 待ち合わせはアカーテミネン書店。午前中フラメンコのレッスンがあるのでみほこさんのレッスン終了後に会うのだ。どんな人が来るのかな~ぁ。わくわく。

 新聞売り場(色々な国の新聞が売っている棚があるのさ)の横のイスにバッグを置いてぼ~っとしてたら、乳母車を押したお母さんがやってきて「そこ、いいですか?」と聞くので「どうぞ」と荷物をどけた。一度外に出てタバコを吸いながら何気なくそのお母さんを見たら、子供をあやしながら食事をしていた。書店のイスで!本を買うわけでもなく!すごい・・・

 もう一度店内に戻って、少しすると長い髪を束ねた日本人女性がやってきた。それがみほこさん。なんだか関西弁が出てきそうにない(関西に対する偏見ではありませんので)キレイな人だった。
 まずはお昼を食べようということになって、新装開店、去年は閉まっていたエスプラナーディカフェに行った。改装して店が広くなったが、その分客も増えて相変わらずの行列ぶりだった。

 食後、地下鉄に乗ってお出かけ。まだみほこさんも行ったことがないが人から聞いていい感じの公園があるらしいというカイサニエミの方(たしか)に行った。地下鉄を降りてからバスに乗り、奥の方へ・・・
 新興住宅地という感じの場所を過ぎると海に向かってまだまだ開発途中と思しき造成地やら、ゴルフ場、リサイクル工場のある、やや荒涼とした場所に出た。

 ここにステキな公園があるらしいはずだったが、イマイチわからず、テキトーに歩き回ることにした。歩きながら色んな話しをして、とっても楽しかった。一体どれだけ歩いたかわからないけど、面白かった。

 途中、夏の別荘(ケサムッキ)用と思われる長屋があった。夏じゃなくても普通に人が住んでいそうな雰囲気もあったが、車も停まってなかったし、まるで人の気配を感じなかったので、やっぱり別荘なんだろうね・・・と言いつつ、空家があったので玄関のガラス窓から中を覗き見してみた。(背後から見ると怪しいかも)

 森の中に防空壕みたいなのがあった。写真に撮ったが、何か写ってたらイヤだわ。

 帰りはバスで。高級住宅街と言われる場所を通り抜けるものだった。
 イラン大使館とか、一戸建ての豪華な家が立ち並ぶエリア。いつもヘルシンキ市内の集合住宅しか見てないし、せいぜいお高そうな・・・というとカイボプイストの周辺のアパートくらいしか見てないので、ヘルシンキの一戸建てはステキに見えた。
 きっと家の中は、日本のインテリア雑誌がコマダム向けに載せているような北欧インテリアで飾られたコ洒落た部屋が並んでいるに違いない。窓からチラリと見える部屋の灯りも妙にきらびやかに見えてしまう。そんな私は貧乏人さっ!!

 市内に戻って晩御飯。ピザの食べ放題に行った。ピザの食べ放題なのに、私はすっかり鳥の手羽焼きにハマってしまい、一体何本食ったんだろう???たらふく食べて、さあこれから食後のおしゃべり・・・の早々、閉店だと追い出されてしまった。あ、そっか。今日は土曜日だもんね・・・

 今日はたっぷり歩いたなぁ。今日も爆睡して、明日は妊婦・Kちゃんとのご対面。どんなに大きなお腹になってるんだろう。その後はKと会う予定だけど、ホントに会えるかな?
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by gogofinland | 2005-01-26 15:47 | 2004 Finland

タンペレ

 金曜日。相変わらず天気が悪い。雨は降っていなかったが肌寒い。
 今日は電車に乗ってタンペレへ出かけよう。スパイ博物館とアイスホッケーのミュージアム
だけがお目当てだったりするが、行けば何かあるかもしれない。

 中央駅のチケット売り場のオバちゃんに、時刻表を指さして「この電車でタンペレまで。窓側がいいんですけど」と言ってチケットを購入。出発までまだ20分くらいある。カフェでのんびりお茶するほどの時間でもないので、一度ホームに出て一服しよう。

 ホームには果物や野菜の屋台が出ていた。少し離れたところからでも果物のいい匂いがするのでリンゴを1個買う。車内で飲みたいので駅構内のロバーツ(日本で言うとスタバとかそーゆーかんじ)でカフェラテを買う。

 平日の午前中だからか、座席は空いている。発車してしばらくすると少し晴れ間が出てきた。
 景色を楽しむつもりだったが、途中で爆睡。小さな子供のはしゃぎ声でふと目覚め、通路を
見ると、まだヨチヨチ歩きのかわいい女の子がニコニコ顔で私を眺めている。ふっふっふ、おじょ~ちゃん、アジア人は初めてか~い?

 なんだかんだとタンペレに到着。帰りの切符を買っておこうかと思ったけど、大行列になっているので時間がもったいない。またいつ曇りだして雨が降るかもわからない。帰りでいいや。

 タンペレは初めて足を踏み入れる土地だ。なのに地図やらガイドを持ってくるのを忘れていた。駅にインフォがないかどうか探したけど、それっぽい案内板がない。キオスクのおばさんに「ツーリスト・インフォメーションはどこですか?」と聞いたが「ここにはないのよ。何が知りたいの?」と言うので、「タンペレの地図が欲しいんですけど」と答えると「観光用の地図ならここでも配ってるわよ」とペリっと1枚出してくれた。

 地図を眺めてスパイ博物館を探す。げ、遠いなぁ・・・みほこさんが言ってたけど、ホントに
他のミュージアム集中エリアと離れてる。タクシーに乗って行こう。
 タクシーの運転手さんに「スパイミュージアムお願いします」と言うと、「え?何?それ・・・」
と驚かれた。・・・え゛・・・知らないの?(--;
 地図を見せたら「あ~、ここね。」と出発。ミュージアムの途中で道路が工事中で通行止め。運転手さんが「あの向かいにあるのがそうだよ。通行止めだからここまでしか入れないけど」と言った。すぐ目の前なのでそこで降りた。

 指さされた建物に向かったが、それらしきものが何もない。看板もないし、一体何の建物
なのかもわからないし、そもそもミュージアムっていう感じの建物ではない。なんじゃ、こりゃ?
 先に行ったKieloさんが「入り口がわかりずらい所だった」と言ってたし、きっと「な~んてね!」ってな場所に入り口があるんだろう。と勝手に推察し、建物の周りをグルグル回って探った。
 わかんない・・・しょーがないので、隣の建物の車関係の会社の人に聞いた。「あのぉ、スパイミュージアムの入り口はどこなんでしょうか・・・」すると、その人は私の地図を指さしながら
「駅の方に一度戻らないと。もう移動して今はここにはないんだよ」ガ~ァァン!!
 キオスクの地図、古いのか!?タクシーで約9ユーロも払った遠い道のりを、てくてく歩くハメになった。今回はお散歩で歩き回る時間が少なかったので、神様がバチを与えたのか?何もこんなに歩かせなくてもいいじゃ~ん・・・(;;)

 でも、てくてく歩いていると色々なものが見れてよかったけど。どど~んとどでかいNOKIA
の社屋、タンポポの群生、ショッピングモールらしきもの・・・途中、インフォがあったので(ツーリストインフォを、こんな駅から離れたところに作るな!)立ち寄って確かめてみることにした。
 ご親切にも、インフォのおねーさんが、地図上に印をつけた上、フィンランド語での名前と住所まで書いてくれた。さらに、「簡単なものだけど・・・」と日本語のガイドブック(他のに比べて
かなり簡略化されている)を出してくれた。

 こんな感じでてくてく歩いて、ようやくスパイミュージアムの看板を見つけた時には、ぐったり。またこれがビルの中に入ってからも遠い。下に、奥に・・・と進む。ホントにこんな場所にあるんかいな?というような場所に行く。

 受け付けに着くと、スパイとは程遠く離れた明るい雰囲気、しかも小学生の団体が来ていて、大騒ぎ状態。引率の先生とおぼしき男性2人が騒ぐガキどもに注意している。
 受け付けのお兄さんがしきりに「あいにく日本語のはないけど、ぜひ持って見て回って!」と勧めるので、英語の解説書を持って回ることにした。って言っても、そんなの読みながら回ったら、1日あっても足りないぜ。ということで、読んでるフリして回った。

 このガキどもがすべての展示品を占領しているため、落ち着いて見られない!!(--# さらには、秘密の部屋みたいな場所があって、(外からは誰かがいるとかがわかんないようになってるけど、中にいる人からは外の様子が見える)その前を通りかかったその瞬間、クソガキがいきなり「ワッ!!」という感じで飛び出して来たので、思わず「ひぃぃっ!!」(--; と飛び跳ねてしまった。あ~、ビックリした!恥ずかしい・・・こんなガキに脅かされるとは!

 あれだけ歩いてこんなもんかい・・・な気分を一新、アイスホッケーミュージアムを見るぞ~。と、歩き出す。今にも雨が降り出しそうな雰囲気だ。

 ホッケーミュージアムは、歴史ミュージアムなどと一緒の建物にあって、入場料1回分でそれらすべての展示を見ることができる。
 ホッケー目当てだけどそれは2階にあるので、順番に見ていくことにした。
 タンペレの歴史が展示してあるところに防空壕を再現したものがあった。作り物のその防空壕の中に入ると、飛行機が飛び交う音や、爆弾が投下される音と衝撃などが物凄い音で響き渡る。大げさでなく、きっとそんな感じだったんだろうなと思う。こんな中に何時間も何日も閉じこもっていなくちゃいけなかったとしたら、絶対に頭がおかしくなってしまう。こんな場所ではヒッキー生活などできん。
 昔昔の写真と今のタンペレを見比べるのも面白い。駅も随分違う。冬に雪が一杯積もっているのは変わりないようだが。

 2階に上がって、ホッケーミュージアムに入る。初期の道具やウェアを見ると「こんなんで大丈夫なのかなぁ?」と思ってしまう。今のホッケーを見ていると、(特にNHLなんか)激突、突き飛ばし、昔のウェアには何も防具が入ってないようなので、骨粉砕だと思うんだけどなぁ。
 「野球カード」ならぬ「ホッケーカード」が、ウォールポケットようなものに入って、のれんのようにいっぱいぶら下がっていた。
 その横の壁には殿堂入り選手のリストが刻まれている。メモし忘れたけど、どっかのチームの選手で、最近殿堂入りした選手がめちゃくちゃカッコよかった。(しっかりこういうところで
もいい男チェック)

 目当てはホッケーミュージアムだったけど、その後に同じフロアにあった靴のミュージアムが面白かった。
 昔の機械がいっぱい並んでいて、それぞれ機械の横に置いてあるPCでその機械が靴を製造するどの段階の作業をどのようにするのかが見られた。たった1足の靴を作るのにもこんなに複雑な過程を経なくてはいけないのかぁと、感心しきり。革のニオイでいっぱいな展示室だ。

 すべて見終わって、お土産売り場を覗いて見たら、なぜか胸に思い切り『侍』と書かれたTシャツやら、茶せんやら、井村屋ようかん、伊藤園のティーバックのお茶、浴衣が売っていた。一体何のために!?誰か買うのか?井村屋の一口ようかんが3ユーロって・・・

 お土産売り場にはアクセサリーも多種売っていた。その中に、私が持っているブルートパーズの指輪とまったく同じデザインのペリドットの指輪が売っていた。
 初上陸直前に日本でなんとなく気に入って買ったものだが、当時フィン語の先生・ティモがその指輪を見て「なんかそれってフィンランドっぽいよね~。」と言っていたものだ。私が買ったやつはマネっこものだったのか?

 ミュージアムを出て中心部に戻ると、既に4時を回っていた。もうムーミンミュージアムは終わっている。
 他のミュージアム、たとえばレーニン博物館とか、海辺のタワーとか、行こうかどうしようか迷ったが、ポツポツ雨も降ってきたし、めちゃ寒いし、スパイミュージアムまでの気疲れか、なんだかヤル気ナシ。というわけで、マーケットホールでムスタマッカラを見て(辛いと聞いていたので食べなかった)もうヘルシンキに戻ろうということにした。

 駅の入り口のドアを開けると同時に雨が強く降り出した。ギリギリセ~フ!切符売り場は来た時ほどではないけどやはり混んでいた。週末なのでどこかへ行く人もいるんだろう。帰りは急行でなくローカルで帰ることにした。が、これは失敗だった。少し待って急行で帰った方がラクだった。ローカルは時間がかかるし、イスは堅いしで疲れる。

 ヘルシンキに着くと、既に8時近く。スーパーなどで食べ物を買ってホテルで食べて、ぐったり爆睡してしまったのであった。
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by gogofinland | 2005-01-26 15:42 | 2004 Finland