カテゴリ:2003 Finland( 13 )

NOKIAじゃん!

 ズルズル行列に引きずられて、機内に入るまで結構時間がかかった。どこをどう見ても満席。ギューギュー詰め。私の隣はまだ空いているが、きっと誰か来るだろう。どうかイヤな奴じゃありませんように・・・ちなみに行きはフィンランド人のやたらとガタイのいい男。ルックス=並。(だから、私が言うなって?)
 ほとんどの席が埋まった頃、隣にフィンランド人の若い男が座った。ルックス=並。(しつこい)挙動がおかしくなければそれで良い。頼む!ヘンな奴でないように・・・

 初めて満席のビジネスクラスを見た。もしかして、オーバーブッキングでビジネスに移してもらえた奴がいるんじゃないか?なんで私じゃないんだよっ。なんで上海行きなんだよっ!!ビジネスがいいよ~ぉぉ!!

 またもや乗り継ぎの飛行機が遅れているらしく、しばし待たされる。が、今回も気流の関係で8時間半くらいで着いちゃうらしい。

 離陸。毎度毎度この瞬間が一番イヤだ。「ヘルシンキが遠のく~ぅぅ!!」窓に顔を押し付けるように景色を眺める。

 シートベルトのサインが消えた途端、隣の男がPCを取り出して仕事を始めた。横からこっそり覗き見。HPを作っている。よ~く見るとそのHPには社名が入っていて、『NOKIA』とフィンランド、いや今や世界で指折りの大企業の名前が入っている。この人、NOKIAの人なの?新製品のようだ。なんかゲームボーイのような、機械の画像やキャッチフレーズなどが書いてある。
 帰国後しばらくして雑誌か何かで見たら載ってた。NOKIAが新製品のプレゼンを東京で
やったと。これのためなのかぁ。ふむふむ。

 夕刻発なので、すぐに機内食。彼のはアレルギー用なのか、ベジタリアン用なのか、肉
や魚がなく、さっぱり系な食事だ。
 食事を終えると、彼はテーブルの上にトレイとPCを半々に置いてて、窮屈そうだ。PCにコーヒーとかこぼしたら大変。横から彼の肩をポンポンと叩いて、「こっちのテーブルにトレイを置きましょうか?」と聞いたら、「いいの?ありがとう!」とトレイを私のテーブルに置き、またパチパチとキーボードを打ち続ける。
 これが『運命の出会い』だと、この先にもっと続くんだろうが、何もなし!!進展まるでなし!!ちっ。そんなもんかい。

 機内の灯りが消され、映画が上映される。ビジネスクラスから中年のフィンランド人女性が入ってきて、彼のところにやってきた。上司のようだ。HPを見ながらあれこれ言っている。とりあえずOKのようで、彼女がまたビジネスクラスに戻っていくと、PCを閉じて映画を見始めた。
 隣が静かになったので、私も爆睡モード。目が覚めると、もう朝食の時間。

 成田に着くといい天気。やっぱり9月半ばとはいえ日本はまだ残暑。いくら意外とあったかかったとはいえ、北欧とはやっぱ違うな。

 ってなわけで、今年もまったく色っぽいことが何一つ起こらず、逆ナン探しすらせず、ただ
のリフレッシュ!!な休暇旅行で終わったのであった。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:58 | 2003 Finland

オーバーブッキング

 たまたま遭遇して怒られたじいさんは気の毒だが、これ以上溜め込むと体に悪いので吐き出して正解。・・・と、オレ様的に解釈することにした。残された時間はあと2時間半ほど・・・あとは街中をぶら~りぶら~り。

 まあ、ぶっちゃけヘルシンキについては、もう観光する場所が無いに等しい。そんなに広い地域ではないんで、4度目となるとねぇ・・・そりゃ~、何度行っても私にとっては大変なリラクゼーション地域なんだけどね。

 ひたすらブラついて、残り1時間。最後はマンネルへイム通り沿いのカフェでまったりしつつ、人通りをカメラに収める。
 「あ、そーだ。」ふと思い立ち、隣の席のおじさんにシャッターをお願いした。オープンカフェに佇む自分・・・の図を撮ってもらった。

 そんなこんなで、いよいよ毎年恒例の「後ろ髪を引かれる時間」がやってきた。中央駅のコインロッカーから荷物を出して、バスを待つ。この頃から空がどよ~んと急速に曇り始めてきた。帰国直前の雨。これもまた例年通り。ヘルシンキに惜しまれつつ帰る私・・・と勝手に思っている。
 バスが発車すると同時に、ポツポツと雨が落ちてきて、フロントガラスでワイパーが左右に揺れている。(もちろん、今回も一番前に座ったのよ♪)

 空港に到着すると、結構な降り具合。「もういいってば!!」という気分でターミナルに入り、フィンエアーのカウンターでチェックイン・・・と思ったら、カウンターのお兄さんが「実は今、ボランティアを探しています」と言う。「何?ボランティア?」と聞くと、なんと今回オーバーブッキング状態で、成田行きの少し後に出る上海行きに便を変えてくれたら、300ユーロくれるという。もちろん、上海から成田までの飛行機も付けて。

 これを聞いて最初に300ユーロを円に換算してみた私。1ユーロ=130円として39,000円かぁ・・・ちょっと考えてしまった貧乏人。便をずらすだけで約4万が手に入るとは。
 ただし、成田着は同日の夕方6時過ぎになるという。それもちょっとなぁ・・・と思ったが、ちょっと待てよ・・・SARS!!上海行きなんて怖いじゃん!!差別するわけじゃないけど、(してるって?)乗客はほとんどが中国人なんじゃないの?機内でゲホゲホされたらビビる。
 更に、例のうるさい中国人団体。あれと一緒の便だったら・・・気が狂う。上海でどのくらい待たされるわけ?そこでSARSにかかるなんてことはないでしょーね?

 以上、諸々のことが一瞬のうちに頭に渦巻いて、「申し訳ないけど、明日仕事があって、成田からそのまま会社に行かなきゃいけないので・・・」とウソをついてしまった。イケメンなカウンターのお兄さんは、私が何度も謝るので(こんないい男にウソつくなんて・・・と自戒ってことで)、かえって恐縮して(?)「いえいえ、気にしないで下さい。あなたの席は取れてますから」と言った。

 免税ショップでトナカイのミートボールやトナカイハムetcを購入し、カフェでダラダラしたり、
最後の吸いだめをしたり、海外の芸能ゴシップ雑誌を買ったりして、これまた毎年恒例・イケメン審査官のいるゲートから出国することにしたら、前の人たちの時は淡々と仕事をこなしていたイケメン、私の番になって「コンニチハ!」と日本語&スマイルで迎えてくれた。いや~、最後にイケメンの笑顔を見れるなんて、気分いいわ~ぁ♪

 ポンとハンコを押して、パスポートを返しながら「アリガトウ!」と言うイケメン審査官。入国の時も日本語で挨拶されたけど、覚えるようにしてるのかね?それと、同じ日本人なのに日本語であーやって挨拶される人(=私とか)と、されない人の差って何?
 ただ、かみ合わないな~と思うのが、向こうは日本語で挨拶、私はフィンランド語で挨拶というところだ。お互い相手の国の言葉で挨拶している。ちょっとヘンかも。

 成田行きのゲートに向かうと、こりゃ~スゴイ。大変な行列ぶり。オーバーブッキングなわけだ。
 その大半を占める団体のジジババ。あ~・・・姿を見ただけでムカついてきた。こいつらはツアーごとに檻にでも入れて、貨物と一緒に運べばいいんじゃね~の?うるせ~から。
 そしたら、ねぇ、オーバーブッキングしなくて済むじゃない?(毒)
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by gogofinland | 2005-01-26 13:54 | 2003 Finland

おっと、とうとうキレちゃった!?

 さてと、久々にテンペリアウキオ教会にでも行くか。道、覚えてるかなぁ?初上陸以来だもんな~ぁ。

 とはいえ、意外に覚えているもんである。97年に「この辺に住みたいよ~ぉ」と思いながら
歩いたアパート群の間をてくてく歩いた。
 よし、今日は日本人団体はいない。ここも前回は写真を撮っていなかったが、撮ってもOKだったので、パシャパシャ撮ってみた。2階席にも上がれるというので、上がってみる。1階で見るのとはなんだか違う雰囲気だ。

 2階席から眺めて、なんだか気分が良くなって、「さて、帰るか・・・」と下に降りたその時。ドヤドヤ・ガヤガヤと団体が入場。イヤ~な予感で耳を澄ますと、聞こえてくるのは日本語だ。 ジジババ団体だ~!!この神聖な場所で、昨日のウスペンスキーでの中国人団体に対して感じたようにキレそうになるのはイヤだったので、ダッシュで外に出たのであった。
 う~、危ない、危ない。しかし、相変わらずうるせ~な。

 お腹がグルグル鳴り出した。おっと、お腹がすいたと思ったら、もう昼過ぎてるじゃん。よし、
最終日はマーケットホールでロヒケイト食べなきゃ♪うふふ。
 足取りも軽く、マーケットホールに突入。他の店のサンドウィッチその他の食べ物には目も
くれず、真ん中のカフェに向かう。満席だなぁ。レジにも行列ができてる。「ロヒケイト品切れ
になったらイヤだなぁ・・・エスプラナーディカフェはなくなっちゃったしな・・・」と気が気じゃない。

 やっと順番が来た。「Hei!!ロヒケイトちょーだい!!」品切れにはなってなかった。レジのおばさんが、去年同様マーガリンを2種類出して、「どっちがいい?」と聞いてきた。またもや「どっちがお薦め?」と聞く私。おばさんは何を聞かれてるのかがわからなかったらしい。カウンターの中の他のおねーさんを呼んで、「代わりに聞いて」というようなコトを言ったらしい。
 おねーさんが「なんでしょう?」と聞くので、再度「どっちのマーガリンがお薦めですか?」
と聞いたら、おねーさんがおばさんに通訳してくれた。で、おばさんがフィンランド語で何やら
言って、おねーさんがまた英語で「こっちの方が彼女は好きですって。私もこっちが好きよ」
と言うので、「じゃあ、そっちにします!」と言うと、おばさんはニコニコしながら頷いていた。

 ロヒケイトを待っている間に、うまいことテーブルが空いた。座ってのんびり堪能しなくちゃ。
 ロヒケイトに幸せを感じながら、猫舌の分際でハヒハヒ言いながら食べていると、日本人のジジイとその娘(ちゅーても40代くらいかな)らしき2人連れが、隣の店で買ったサンドウィッチをかじりながら歩いてきた。
 カフェのテーブル席はテープで仕切られていて、その外側、ホールの壁にベンチがある。
娘がそこに腰掛けて、「ここで座って食べようか」と言うと、そのジジイが仕切りをはずして私のテーブルに勝手に相席した。ムムム・・・

 カフェのテーブルには「ここは当カフェのお客様専用です。他の方は入らないで下さい」と注意書きがでっかく書いてある。娘は外側のベンチに座ったままジジイに「そこはダメなんじゃないの?出た方がいいよ」と、とりあえず注意したが、ジジイは「あ゛?」と聞き入れない。ひたすらサンドウィッチを頬張っている。
 こらえるのよっ!AKI、じ~っと耐えるのよっ!!

 イライラ感が募る中、まずはロヒケイト・・・とにかくガマン・・・と耐えていたが、食事を終える頃、限界に達した。
 ただでさえ入場禁止な場所に勝手に入ってきて、断りもなく相席し、クチャクチャ音を立てて食べるジジイ。
 ほんの一瞬の間に、私の中では97年・テンペリアウキオ教会のやかましい団体への怒りと、昨日の中国人団体への怒りと、さっきのテンペリアウキオ教会の団体への怒りと、Kちゃんから聞かされたわがままなジジババへの怒りと、97年の行きの飛行機の中でカギをかけずにトイレに入っていながらノックに応えもせず、開けたら逆ギレしたババアへの怒り・・etc、今までガマンしていたジジババ連中への怒りがすべてごちゃ混ぜになり、そこに「この年金泥棒め!」という矛先の違う怒りなどがスパイスとなって、ここでキレてしまったのであった。

 食べ終えた途端、私はガシャン!!とスプーンをお皿に叩きつけ、ジジイに言った。
私=「ちょっとじいさん、あんた日本人?」
ジジイ=「そーですよ」
私=「あのね~、ここに書いてあるでしょ。このテーブルはこのカフェの客のための
    もんなの。あんた違うでしょーよ。なんのために仕切りがあると思ってんの?」
ジジイ=「はぁ。」
私=「ったく、ただでさえ最近こっちで日本人の老人団体客のせいで日本人の評判
    落ちてんだからさ、マナーくらい守んなさいよ!わかんないなら海外に来ないでよ       ね!」
(↑「珍事件起こしてるおまえが言えた義理か!?」とは言わないで下さい・・・)
ジジイ=「すいません・・・」

 で、私は店を出、ジジイはベンチに戻った。ジジイは娘に「ダメなんだって。」と言ってたが、
おまえの娘が最初からそう言っただろうが!!と、もういっぺん文句言ってやろうかと思って
しまった。
 あ~、気分わり~ぃなぁ・・・とつぶやきながら歩く私は、きっと怖い顔してただろうな。あの
じいさんもとんだとばっちりだよなぁ。タイミングが悪いってゆーか、むかつくジジババ遭遇が
これで初だったら、いきなり私にキレられることもなかったろうに。

 今思う。あのじいさん、まだちゃんと生きてるかしら?
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by gogofinland | 2005-01-26 13:49 | 2003 Finland

最終日は慌しい

 とうとうこの日がやって来てしまった。火曜日。帰国の日。現実逃避したくなる日。
 が、グズグズしていられない。3時半まで目一杯走り回るのだ!!相変わらず最終日は往生際が悪い。

 まずはホテルで朝食。カモたちにエサをあげるために、朝食のパンをたんまりせしめて部屋に戻り(ハイジみたい)、シャワーを浴びて、荷造りして、後で面倒になるのでちょっと早いがチェックアウトしてしまおう。ヘルシンキカードの有効期限は1時過ぎだ。使えるうちにトラムや地下鉄に乗っておかなくては。

 超豪華なジムやオーディオセットに似合わず、カード払いの時にピピっと機会に通すのではなく、カード会社に電話で確認している。ちょっとビックリ。
 「じゃあ、また来年!!」とフロントのおばちゃんに言って、トラムで中央駅に向かう。おっと、今年もリコンファームするのを忘れてたよ・・・ってなわけで、中央駅のコインロッカーに荷物をしまってから、向かいにあるフィンエアーのオフィスに行った。

 銀行の待合みたいに、番号札を取って待つ。私の番になってカウンターのおばさんに「すいません。今日のフライトなんですけど、リコンファームすんの忘れちゃって・・・てへ♪」と愛嬌(?)を振りまいてみる。おばさんは笑いながら「大丈夫よ。心配しないで!」と言ってリコンファームしてくれた。

 え~と、まずは地下鉄に乗ってハカニエミに行ってみよう。ドキドキ・・・自動改札みたいだけど、切符を通すわけでもなく、カードをピピっとあてる(Suikaみたいに)わけでもなく・・・いいのか?このまま通っちゃうだけでいいのか?間違ってていきなりバ~ンと羽が閉じて激突とかしないよね?駅員さんの姿は見えず・・・ま、いいや。通ってみよう。

 改札無事通過。ホームに降りると、駅員さんぽい人がいたので「ハカニエミに行きたいんですけど・・・」と言うと、「そっちのホームだよ。」と左側を指された。
 すぐに電車がやってきて、乗り込む。平日の昼間というせいか、あまり乗客がいない。こぎれいな電車。だけどなんだか座り心地がイマイチで落ち着かない。危険も感じない。
 が、つい先日聞いた話しで、この地下鉄でいきなり若い男が斧みたいもので、1人の男性乗客の頭をカチ割るという事件が起きたそうだ。犯人は捕まってないらしい。被害者は重態だか、死亡だか、とにかくすごいことが起きたようだ。次回は気をつけようっと。(斧持って乗ってるのが怖い)

 ハカニエミに到着。テキトーに地上に出ると、そこにはマーケット広場が広がっている。大変な賑わい。マーケットのオープンカフェでみんなお昼を食べている。魚屋さんの周りは魚クサイ。
 魚や野菜、果物の他に日用品(桶とか)も売っている。ヘルシンキのカウッパトリとちょっと違って、お土産品などはほとんど無に等しい。ここには団体ツアーバスなど乗り付けないのだから仕方ない。

 マーケット広場の近くには、川?入り江?があって、遠目には船も見える。不思議なオブジェもある。
 結構いい景色だ。川辺のベンチで老夫婦がまったりしている。シャッターをお願いしてみた。逆光というほどではないが、微妙な角度で陽が差し込んで来るので、おじいさんは気になるらしい。
 「もうちょっとこっち向いて!」と指示された。おばあさんも横から「顔が影になっちゃうんじゃない?」などと言っている。しまいにおじいさんが「じゃあ、もぉ代わってくれ!」と言い出し、おばあさんが「私にはこんな新しいカメラはわかんないわよ」などと言っている。結局はおじいさんが撮ってくれたけど。
 すいません・・・夫婦喧嘩させそうになっちゃって・・・

 再びマーケット広場に戻ると、7番のトラムが停留所に停まっている。「え?じゃあ、地下鉄じゃなくても市内に戻れるんじゃんっ!景色を眺めながらのんびり市内に戻るか・・・」と思い、トラムで帰ることにした。
 このトラム、頻繁に時間調整で止まる。停留所でも結構止まったし、道の途中でも止まった。「おせ~な~」と思っていると、とある停留所で前のトラムに追いついた。で、しばらくして運転手さんが「このトラムはここで止まります。当分動きません。前のトラムに移って下さい」とアナウンスした。なんじゃ、そりゃ?

 トラムを乗り換えて、市内に。中央駅まで行かずにトーロのところで降りた。カモたちにえさをあげなきゃ。
 相変わらずカモは食い意地が張っている。白鳥サマには会えずに終わった。カモたちに「バイバイ。また来年ね!!いい加減覚えてくれよな」と言って、またしみじみしてしまった。「あ~、今日で帰るのね・・・」
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by gogofinland | 2005-01-26 13:46 | 2003 Finland

胸がキュ~ンとね

 お昼。今日はMewさんと会う。Kちゃん経由で知り合って以来、メールでやり取りをし、今回「ごたいめ~ん♪」となる。

 エスプラナーディのカッペリ(ちょっとコじゃれたレストランである)でランチを取りながらおしゃべりしていると、ビール片手にご機嫌なおじさんがやって来て、一緒におしゃべりしたいと言う。
 なんでもこのおじさんは、昔々、日本人女性・エミコさんと恋に落ちたとかで、30年以上経った今でも彼女のことは大事に胸の中にしまってあるのだそうだ。で、日本人女性を見ると思い出しておしゃべりしたくなっちゃうのだと言ってた。

 おじさんはスウェーデン系。フィンランド人女性と結婚して、息子が3人、真ん中の息子は身長が202cmもあってデカイという。既に現役引退(=定年ってコトね)しているが、リタイヤする前はセキュリティシステムのディレクターをしていたので、仕事で各国を回ったため、7ヶ国語しゃべれるんだそうだ。

 NOKIAのカメラ付き携帯でMewさんと私の写真を撮っていた。話しの中で「エミコは本当にステキな女性だった・・・」を連発。「その人のコト、奥さんは知ってるの?」と聞くと、「知ってるよ。ちゃんと話した。素晴らしい思い出だからね。妻もちゃんとわかってくれたよ」と言う。
 それはさておき、とにかくご機嫌。ビールでご機嫌である。まあ、あちらの方々は本当によく飲むのだ。平日昼間、「今ランチの時間なだけで仕事中じゃないのか?」と思うような時間帯に、ビール付きで昼食を取っている人もいる。

 あてもなくブラブラ歩き回り、新装メンフィス・バー(97年にトビアス&ニクラスと出会ったバー)でお茶しながらおしゃべりして・・・と過ごした後、夕方からフィンランド語講座の授業があるMewさんを見送りがてら、授業があるヘルシンキ大学の中に入り、学内のカフェ(要するに学食だね)に入って、2人でまたまた軽くおやつを食べた・・・って、Kちゃんとの時同様、食ってばっかじゃんっ!!
 学食おやつを食べながら、Mewさんとおしゃべりをしつつ、他のテーブルで同じようにお茶しながら友だちとおしゃべりしたり、宿題やったりしてる学生を見て、トビアスや二クラスもここでこうしておしゃべりしてたのかなぁと思いをはせて、ちょっと胸がキュ~ン♪という感じだった。

 Mewさんは授業へ、私はアカーテミン書店へ・・・さあ、明日はとうとう帰国日だ。
 朝早く起きて、荷物は中央駅のコインロッカーに預けて、地下鉄初体験でハカニエミに行って、トーロでカモにエサあげて、マーケットホールでロヒケイト食べて・・・と、考えているうちに爆睡してしまったのであった。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:41 | 2003 Finland

天下一のワガママ女がワガママについて思う

 ライアン似への不完全燃焼を引きずりつつ、一夜明けて月曜日。
 旅に出ると、曜日の感覚が麻痺していくけど、こっちは日曜日に主な店が休業してしまって人気も土曜に比べて少ないので、翌日街に活気が戻ると「あ~、月曜日だなぁ」と感じる。と、同時に、毎回「明日は帰国だ。今年も移住できなかったなぁ。」という寂しい気分も湧き始める。

 今日は毎度1回は必ず行くウスペンスキー大聖堂へ。今さらながら、フラッシュさえたかなければ写真を撮ってもOKということを知り、やっと一番お気に入りな教会をHPでお披露目できる。
 これまた毎度のこと、中に入ると神妙になってしまい、祭壇に向かってお願い事などしていると、中国人観光客団体がドカドカと入ってきて、大声でおしゃべりしている。ぶっちゃけ、うるさい。
 思わず「黙れ!!このボケ!!」と怒鳴りそうになったが、きっと神様は「許したまえ・・・この短気女め」と言うんだろうなと思って、グっとこらえてみた。
 「ったく、ここをどこだと思っとるんじゃい」・・・そう思った時、97年にテンペリアウキオ教会で遭遇した日本人観光客団体を思い出した。あの時は、まさに同じ日本人が今ここにいる中国人同様、やかましかったのだ。団体旅行ってナンなんだ?

 さらに前日Kちゃんから聞いた話しを思い出した。最近日本人のおじさん、おばさん団体客の評判が落ちているという。
 Kちゃんがヴァンター空港で遭遇した団体もヒドかったらしい。空港職員に散々ワガママというか、図々しいお門違いな要求をして断られたら、「こっちは金を払ってるんだから、何でも
聞けよ」というような捨て台詞を吐いたそうな。・・・おいおい、コレを言っちゃいかんだろうよ。

 金額に見合ったサービスか否かという価値観は人それぞれだけど、金を払ってるからといって、すべての不可能を可能に捻じ曲げることはできない。
 でもって、「金払ってるんだ」と言うのに限って、そこまでデカい態度になれない程度の金しか払ってなかったりするしね。

 まして海外。1歩日本を出たら、『日本の貨幣価値vsサービスの質』という判定単位は存在しないものと思うべきだ。
 お国柄というものがあり、その土地の物価指数というものもあり、日本で1万円で得られるサービスと、海外で1万円分で得られるサービスとは異なってしかるべきなのだ。もちろん、日本では考えられないような大サービスになる国だってあるだろうし、その逆もある。
 そういった「割り切り」ができない奴は日本から出るなと言いたい。日本のように何でもかんでも「至れり尽くせり」であることがサービスと考えているならば、国内の超・高級リゾートにでも行けばいいのだ。こんな価値はどこでも通じると思ったら大間違い。

 日本でのサービスは私にはなんだか仰々しくて、こそばゆくて、うっとうしい。だからこうやって1人でぐうたらな旅をしては、トンチンカンな小ネタを引き起こしたりもする。
 本来あるべきサービスが抜けてたのであれば、きっちり文句を言えばいいけど、そうじゃないものを要求することで自分だけでなく、他の日本人が色眼鏡で見られて迷惑することがありうるということを、しっかり考えて欲しいもんだ。

 特に・・・私らの給料から差っ引かれてる年金とかで旅してんじゃね~のか?という感じのジジババ、調子に乗るのもいい加減にしとけよ、そのうちキレるぞ・・・の『そのうち』が明日訪れるとは、この時点で誰が想像できようか???
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by gogofinland | 2005-01-26 13:40 | 2003 Finland

気が気でない

 スオメンリンナから戻った私たち、すでにお腹がすいていた。(早いっ!!)というわけで、迷わずストリンベリへ。

 どんぶりカフェオレとサンドウィッチを食べながら、おしゃべりをしているうち、向かいの席、Kちゃんの向こうに1人のいい男がやってきたのを見つけた。オスロでノルウェー男・ハンサム軍団を堪能していた私だが、久々の大ヒットなフィンランド人。いわゆる典型的なフィンランド顔ではない男。ライアン・フィリップをもっと大柄にした、ひじょ~にいい男だ。逆ナンのランクを下げようかな?というくらいだ。
 彼は1人でコーヒーとケーキを、物凄い勢いで飲み食いした。まるで早食い競争にでも出るのか?というくらいの速さだ。

 Kちゃんの話しを聞きながらも、目線は完全にKちゃんを通り抜け、後ろにいるライアン似に行っている私。
 あまりに私が凝視しているために向こうも視線を感じたのか、早食いしながらこっちを見るので、目が合いっぱなし。Kちゃんがダーリンとの夫婦喧嘩について真剣に語っているというのに、(ちゃんと話しは聞いてましたぜ、Kちゃん!)私の心の中では空想が駆け巡って、Kちゃんを押しのけて、彼の向かいに飛び移り、「これからどーすんの?」と聞きたい気分。
 ・・・が、根性ナシ&Kちゃんもいることにより、空想は空想のまま終わるのであった。

 と、そんな話しを別れ際にKちゃんに言ったら、「やだ~ぁ、言ってくれればどいたのにぃ!!もったいない!」と言われてしまった。
 あ~、ライアン似・・・ステキ・・・「来年の旅でも発見できないかしら?」と思いは既に2004年のストリンベリへ飛ぶのであった。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:35 | 2003 Finland

またかよ、ハチ!!

 Kちゃんとスオメンリンナへ向かう前に、カウッパトリで腹ごしらえをすることにした。
 Kちゃんはその細身な体のどこに入るのか?と思うほどよく食べる。私は食ってるだけのことはあるというだけ食う。そんな2人が会うと、とにかく食べまくる。その分お腹もすいている。(すぐにすく)

 カウッパトリでなぜかタイミングを逃して食べ損なっているもの、それはパエリアみたいな(というか、多分パエリアと言ってもいいと思う)ピラフと、キビナゴみたいな魚のフライだ。これにトライすることにした。
 残念ながら、ピラフはず~っと大きなフライパンで火に通されているだけあって、やや焦げてパリパリのが混じっていて、味そのものは悪くないのだがおこげ嫌いな私にはイマイチだった。この次は朝イチで食べよう。それならあんまり焦げてないはず。魚のフライは激ウマだ。2人はモリモリ食べた。
 Kちゃんはパリパリのライスも平気で完食したが、おこげ嫌いな私は半分も食べられなかったので、寄ってくるカモメ・スズメ・ハトにちょっとずつ蒔いてみた。さらに集まってきたので、お店の人には申し訳ないと思いつつ、紙皿ごと置いてみたら物凄い争いになり、足元でやかましいので撤去したのであった。

 お腹も満足、スオメンリンナ行きの船もやってきたので、そろそろ向こうへ渡ることにした。天気も良く晴れ渡って景色もいいので、屋根の上のデッキ席に乗ることにした。が、船の上
はめちゃくちゃ寒い。風はビュービューと冷たい。あまりの寒さでスオメンリンナに到着した
時には、2人して即トイレに走ったのであった。(冷えちゃって・・・)

 初上陸の際にはただブラブラ歩き回るだけだったので、博物館に入ってみたり、砲台に行ってみたりした。残念ながら潜水艦の中にはこの日は入れなくて、外から眺めて終わり。
 大砲が置いてある、広い崖の上から海を見渡すと、なんだか「火サス」の殺人現場みたいに見えた。「わ~ぁ、火サスだとこういうところで景色を見てると、向こうの崖から人が落ちたり
して話が始まるんだよね」というようなコトばっかり言ってたので、Kちゃんに「Aki、火サス好きなの?そればっかじゃん!!」と笑われた。

 9月のスオメンリンナの崖の上に広がる草の中にはタンポポが咲いている。9月なのに。
 HPのトップにも貼り付けたけど、9月のフィンランドにはひまわりも咲いてたりする。トップの写真は別な場所だけど、あの時スオメンリンナでもひまわりを撮った。
 素晴らしい景色を堪能する私に、オスロに引き続いてハチがまとわりついた。振り払ってもついてくる。ここでも別に刺されるわけではなかったが、しつこいよっ!!

 グルグル歩き回って、市内に戻ることにした。2人共「帰りは船内の席にしようね・・・」と、行きの寒さにギブしていた。船の中はあったかい。風が当たると当たらないでは全然違う。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:33 | 2003 Finland

白鳥サマには会えず

 今日は日曜日。いつものごとく、ほとんどの店が閉まっているので、日曜日というのは絶好のお散歩日和。
 朝食の時にこっそりキープしたパンを持って、トーロへ。今年はまだ白鳥サマが来ていないようだ。姿がない。

 カモにパンをあげていたら、周りを数十羽に取り囲まれた。1羽にあげると、次のが隣で待っている。カパっと口を開けるので、そこにパンをポイっと投げ入れる。
 他のカモが横取りすると、「それ、オレにくれたんだぜ!」という感じで横取りした奴を突付く。
 目の前の集団にだけあげていると、後ろの奴らが私の足を軽くツンツンと突付いてガーガー鳴く。足を突付いては催促するのだ。

 そんな感じでせわしなくエサをあげていると、通りすがりのおじいちゃんがフィンランド語で何やら話し掛けてきた。まだまだ新生児並(?)の私のフィンランド語では理解できなかったので、「アンテークシ、エン ユンマラン」(=ごめんなさい。わかりません)と言うと、おじいさんはカタコトの英語で「ビ~ッグ」「ホワ~イト」「バード」と言いながら、首の形やら大きさなどをジェスチャーしながら、トーロ湾を指差すので、多分白鳥サマのことを言っているんだろうと思い、「スワン?」と聞いたら、やっと通じた!という感じで、満面の笑みで頷いた。
 「去年の今ごろはここで見たけど、今年はまだ来てないみたいですね~」と言うと、おじいさんは残念そうな顔であいづちを打った。

 パンをまき終わり、散歩の続きを・・・と思って歩き出すと、カモが行列になって後を着いて来る。「もうパンはないよ。明日またね!」とカモに向かって言うと、遊歩道の手前まで来てカモたちは止まった。

 お散歩しながら、Mewさんに電話をし、明日のランチの約束完了。Mewさんは私の憧れエリアに住んでいる。い~な~、い~な~。

 今日は午後からKちゃんとスオメンリンナに行く予定なので、待ち合わせの前に中央駅のカフェでお散歩後のひと休みを。
 ここも去年とは変わった場所のひとつ。内装が変わって、とてもキレイになっている。
 コーヒーを半分飲んだところで水が欲しくなり、カウンターにもらいに行った。ちょっとだけ勇気を出して、カウンターのおばさんに「サーンコ ベシ」(「水ください」のつもりだった)と言ったのに、おばさんは「ベシ」ではなく「ベッサ」(=トイレ)と間違えて、トイレの場所を教えてくれた。
 おばさんと一緒にいた若い男の店員さんが、「ベシ(水)だよ」とおばさんに言い、私も英語で言い直したため、おばさんは「キャ~♪ごめんなさいね~!間違えちゃった♪」と軽くひと騒ぎし、水を注ぎながら「氷も入れましょうね」と氷を入れてくれた。

 ちなみに、これはおばさんが悪いのではなく、私が間違った聞き方をしたのであって、本当は「ベッタ」とか言わなきゃいけなかったらしい。
 帰国後、Jariにメールでこの件を知らせたら、「本当はこう言うんだよ」と、書いてくれたんだけど、げ、もう忘れた。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:31 | 2003 Finland

ジョ~ン!!

 土曜日なので、お店が閉まるのが早い。疲れているわけではないけど、なんだか早くホテルに戻って、まったり食事しながらテレビでも見たい気分だったので、何か食べ物を買い込んでホテルに戻ることにした。

 スーパーでイチゴのケーキ(以前から気になっていた)や水やらジュースなんかを買い、FORUMでテイクアウトのステーキを買い(なぜか無性に牛肉が食べたかった)、ホテルに戻った。

 ホテルに帰るトラムに乗り込むと、運転席のすぐ後ろの席には、バックパッカー気取り(=あくまでも気取っているだけにしか見えない。今時、ジーンズの膝が破れてるのってかっこいいっけ?)の若い日本人オトコが現地カップルと並んで座っている。(席はほとんど空いている)
 『地○の歩き○』を手に、私以上に超ブロークンな英語で「どこで降りればいいか」とカップルに聞いている。
 カップルが「ごめんなさい。わからない」って言ってるのに、奴はいきなりボールペンを差し出し、「Write」とだけ言って突きつける。
 ・・・おいおい、「書いてもらえませんか?」くらい言えよな、失礼な奴だ。ってゆーか、だからぁ、わかんないって言ってるじゃん。ま、助けようともしない私も私か?
 だけど、私としてはバックパッカー気取って来てるんだし、言葉が通じなくてもなんとか自力で乗り越えてこそ、こいつの旅の思い出になるわけだしぃ・・・ってなわけで、あえてこちらから助け舟を出す気にはならなかった。
 ヘルシンキはオロオロ迷ってても、金品・命奪われるような感じじゃないし、少しは冒険しろ!と、この甘ったれた日本男児に試練を与えることにした。

 結局、1つ手前の停留所でカップルに礼も言わずに飛び降り、道行く人手当たり次第とっつかまえて、奴は『地○の歩き○』を見せて回っていた。そんな彼の姿がどんどん小さくなり、私もホテルに到着。

 部屋に戻り、テレビでよくわからん刑事ドラマを見ながらステーキをかじっていたら、いきなりドラマにジョンとアンディーが出てきた!帰国後、デュランデュランのファンサイトにカキコしたところ、それは昔日本でも見た『マイアミ・バイス』であることが判明。当時彼らが参加していたユニット・パワーステーションとしてゲスト出演したのだ。
 いや~ん。ヘルシンキでジョンに会える(?)なんて♪ステーキに食いつく手も口も止まり、ホテルの部屋で1人「ジョン、ステキ~(←ダジャレではない)♪」と何度もつぶやくバカ女はここにも健在。

 私的には、勝手にこう解釈しているのだ。オスロやヘルシンキで過ぎ行くいい男にヨダレ垂らしてたから、ジョンが「俺のこと忘れるなよ!」と喝を入れに登場したに違いないと。神様が「この浮気モノめ!!いい加減にしろ~!」と、この映像を見せたに違いあるまい。
 だって、物凄い確率の話しなんだよ。たまたまこの時期私はヘルシンキにいて、なんとなくホテルに早く帰りたい気分になり、たまたまつけて見ていた番組が長年続いた『マイアミバイス』の、ジョンがゲストで出演した回だった・・・なんて。
 もし、私が最初の予定通り1週間前に旅行してたら?Eに誘われるまま家に行ってビデオ見てたら?Eの家に行かなくても、逆ナン探しにバーにでも行ってたら?ホテルに戻って他の番組見てたら?
 こんなすべてのIFを蹴っ飛ばしたがゆえに、私はジョンと大好きなヘルシンキで遭遇できたのだ。これはすごい偶然、私は「もう永遠にジョンのファンでいる!」と画面でトレードマークとも言うべきスマイルを見せるジョンに向かって誓った。

 言うまでもなく、私はそれ以降、今まで以上に頭の中はジョンだらけなのであった。7月の来日時の大興奮がようやく落ち着いてきたところで、また大興奮させられてしまった。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:29 | 2003 Finland