カテゴリ:2003 Norway( 9 )

おまけ

 これはオスロでちょっとビックリしたおまけ集です。

1.携帯にイヤホン&マイクをつけてる人が結構いて、ハンズ・フリーで話している人がかなり いる。
 初めて遭遇した時は、背後の人がいきなり1人でしゃべり始めたのでビビってしまった。
 以来、オスロで1人でしゃべっている人がいると、イヤホンを探してしまうようになった。
 で、郵便局の待合席で、ひたすら1人でしゃべってるおじいさんがいた時には、「あ~、この 人も・・・」と思ったが、周囲も奇異の目で見てるのでよくよく見たら、ホントに1人でしゃべっ  てた。

2.これはビックリというほどではないんだけど、初めて「中国人ですか?」と聞かれた。
 今まで中国人・韓国人に間違えられたことがないので。
 ただ、聞いてきた人は中国人だったけど・・・まあ、タイ人に「チベット人か?」と聞かれた時  よりはマシかな?
 いまだに思う。チベット人って・・・????

3.セブン・イレブンがやたらと多い。
 でも、デリカが充実してて(ピザとかパスタとかホットドックとか)いい感じ。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:10 | 2003 Norway

とうとうオスロにサヨナラ

 再び王宮前広場に戻ると、交代式まであと10分弱というところで、少し人が集まり始めていた。

 地元の小学生団体らしきグループも来ていて、ジ~っと立つ衛兵に群がっている。ノルウェー語はわからん私だが、群がる子供たちの様子から、なんとか衛兵を笑わせようとしているであろうことがよくわかる。
 数人で囲んで、あれこれ話しかけたり、ヘンな顔して見せたりしている。必死にこらえようとする若い衛兵。マジで笑いをこらえている。どんどん顔が赤くなってきて、鼻がピクピクしちゃって、噴出さないように上を向いている。
 どこにでもこーゆークソガキがいるんだなぁと、端で見ている私は感動した。と、同時に、こらえきれずに衛兵が噴出してしまった。負け。

 それにしても、再三ここに書いている通り、スウェーデンとノルウェーの違いは衛兵を見ても感じる。
 スウェーデン王宮の衛兵の無表情さ、ちょっとでも近付こうものなら、銃を構えかかるという警戒の強さ、一体なんでこんなに違うんだろう?スウェーデンの旅のところで書いたけど、スウェーデンの衛兵って、プライベートでも笑えないんじゃないかっていうくらい、何がなんでも無表情で、「写真撮ってもいいですか?」にも表情ひとつ変えず黙ってうなずくだけ。まず言葉を発することもない。
 やっぱり、こういう部分ひとつ取り上げても、ノルウェーって親しみ易いなぁと思った。

 眩しい光を感じて空を見上げたら、さっきよりも晴れ間が広がって青空と太陽が差し込んでいた。あ~、なんてラッキーなんだろう。交代式開始直前にこんなに晴れるなんて。
 自分のラッキーぶりに感動していると、ザクザクと行進の足音が聞こえてきた。足音の方向を見ると、衛兵の隊列がこちらに向かって歩いてくる。王宮前担当の(さっき笑わされてた)衛兵たちが1歩前に出る。気付けば観光客も増えていて、歓声が上がったりして、にわかにざわつき始めた。
 逆側でも足音がしたので振り返ると、詰め所の建物から隊列と同じくらいの人数の衛兵が出てきて整列している。
 どんな雰囲気だったかは、Movieを見てね。

 どうしても見たかった交代式を見れて、大満足。もうすぐ空港に向かわなくちゃいけない。市内を歩いていると、なんだか妙に暑い。中央駅前のビルの気温表示を見たら、なんと26℃。9月中旬のオスロで・・・うわ~。朝の天気予報では、今日は1日雨だったのに。
 と、この気温と天気の話を、フィンランド人やスウェーデン人のメル友にしたら、みんな「AKI、ラッキーだねぇ。雨が多い季節なのに・・・」と言った。
 神様、ありがとうございます!!ということで、ワガママついでにヘルシンキもこんな感じにしてもらえるとありがたいんですけど・・・

 FlyJetで空港に向かう時、「あ~、ノルウェーの旅が終わっちゃったよぉ」と、切ない気分になってしまった。絶対次はのんびり滞在してやるぅ。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:08 | 2003 Norway

ラストスパート

 いよいよ初オスロも最終日。あっという間の3日間だったな~。で、そんな日に限って朝から雨。かなりの大降りだ。天気予報を見ると、ヘルシンキも今日は雨らしい。晴れ女のパワーもここまで?

 最後のシメは、王宮。毎日午後1:30からの衛兵交代式だけは絶対ハズせない。たとえ大雨だろうと、外に出る。ほんのちょっとの時間でも、もったいない。
 とは言っても、中心部のカフェでまったりしつつ、旅日記を書く・・・ということになるんだけど。

 本当にオスロはステキな街だ。ストックホルムはイマイチだったけど、オスロはすっごく気に入ってしまった。到着から今日まで、たくさんのノルウェー・スマイルをもらった。
 ノルウェー人ってみんなそうなのかなぁと思ってしまうほど、道行く人に質問したり、お店で注文したり、シャッターを押すのをお願いしたり・・・少なくとも私がそういう形で接した人すべてが、ダイナマイト・スマイルで親切に対応してくれる。
 街の中も、ストックホルムみたいに汚くないし、(それでも東京に比べたらストックホルムの方がキレイなんだよな)街の雰囲気というか、空気感のようなものをヘルシンキと同じくらい、いや、相当グラつくくらい好きになってしまった。
 何度でも訪れてみたい場所だ。いつかベルゲンなどにも足を伸ばしたいし、ノールカップにも行ってみたいなぁ。

 しかも、ノルウェーの男はいい男が多い気がする。街中の一般人でも、私の目からは9割方合格組だ。この次の旅からは、『世界いい男図鑑』でも作ろうかな。で、それを言い訳に写真を撮らせてもらって・・・へへへ。
 あ~、ヤバイ。Sariの誘惑もあって、マジで「ヘルシンキじゃなくても、オスロ移住でもいいかな~」なんて思ってしまった。

 ホテルをチェックアウトして、荷物を預け、王宮に向かった。まだ昼前なので交代式には時間があるが、ホテルのチェックアウト時間が11:00なので仕方ない。雨は小降りになってきたが、空はどんよりしている。

 ホテルの横の道路を渡ると、そこはすぐに王宮敷地内の庭園だ。散策しながら、スカ~っと晴れて欲しかったと、つくづく思った。
 王宮前広場に出ると、あちこちに衛兵がいる。これがまた、スウェーデンの衛兵よりはるかにいい男揃い。ますますオスロが好きになってしまった。(って、何を見に行ったのだ?)

 スウェーデンの王宮と違うところは、王宮内には一般人が入れないということ。実際に王様が住んでいるのは同じだけど、一切建物の中には入れない。建物も、スウェーデンに比べたらはるかに小さい。部屋の窓から中の灯りが見える。シャンデリアなんかも見える。「王様、今中で何してるんだろう?」とキラキラ豪華なシャンデリアを見ながら思った。声かけたら窓から覗いたりするのかな?ま、その前に衛兵に捕まるかな?

 王宮周囲を見て回っても、なんせさほど広い場所ではないので、交代式まで1時間近く時間が空いてしまった。王宮広場から見下ろせる街並や山並は、なかなかの絶景だったので、そのままオスロ大学のあたりまで降りてみることにした。

 オスロ大学では、ちょうどイベントの真っ最中で、小学生の団体やら、市民が集まっていた。何のイベントなのか、ノルウェー語がさっぱりわからないので、とあるブースにいたお兄さんに「これはどういうイベントなんですか?」と聞いてみた。
 すると彼は「今日は大学でそれぞれが日々研究していることを、一般の人たちに発表して、体験してもらうイベントなんですよ。」と言う。「じゃあ、係りの人たちはみんな大学生なんですか?」と聞いたら、「そうです。普段僕たちが勉強していることを展示しています」だそうだ。

 たくさんのブースが出ていて、植物のこととか、化石とか、遺跡発掘とか、色々あった。小学生が群がっていたのは、ほとんどが理科の実験みたいなことをしているブース。やっぱりそういうのが面白いのかもね。オトナは医学部が運営していると思われる、簡単な健康診断のブースで血圧を測ったりしている。
 道路を挟んで向かい側の敷地では、大人数バンドが演奏していて、道行く大人たちはそこで足を止め、リズムに合わせて体を揺さぶってたりして、見てる人も結構ノリノリだ。

 そんな中、道路では交通事故でグチャグチャになった車の撤去作業のため、警察やら、レッカー車やらが集まって作業していた。本当に車はグチャグチャ。ドライバーは無事だったんだろうか?いや、絶対無事なはずがない・・・というくらいに壊れている。道は広くて直線。スピード出すわな、こりゃ。

 さあ、間もなく交代式。混んで見れなかったらイヤなので、少し早めに行こう。雨はすっかり止んで、雲の切れ間から青空が見えてきた。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:06 | 2003 Norway

ドジドジな私

 一度ホテルに戻って、余計な荷物を置き、中心部に戻ったら、トラムの停留所前の大聖堂のドアが開いていたので、中を見物することにした。朝はいつも閉まっているので、公開は遅い時間なのかもしれない。

 開放された大きくて重いドアを通り抜けると、真正面に見事な宗教画がある。中央部の天井を見上げると、ここにもまた立派な絵が描かれていて、そこで振り返ると上階に大きなパイプオルガンが見える。
 ここの教会にも、たくさんの宗教関係の美術品が並べられていたり、側面のドアはものすごく美しいガラスのドアだったりする。
 なんと写真・ビデオOKだったので、不謹慎かな・・・と思いつつも、教会好きな私にとっては、せっかくのチャンス。今まではどこの教会でも目に焼き付けるだけでガマンしてきたので、遠慮なく撮らせてもらうことにした。
 ホント、教会って大好き。子供の頃から教会の雰囲気って大好きだ。すべてが美しくて、とても静かで、じっと座っていると色々なことが頭に浮かんでくる。教会を出る頃には、気分スッキリ、何か心の中のモヤモヤが吸い取られていくようだ。何より、お寺と違ってお線香臭くないのがいい。お線香は嫌いだ。

 すっかり辺りも暗くなり、カフェが賑わっている。中でも1軒とても賑わっているところがあったので、そこに入ってみることにした。
 オープンカフェの部分は、ほぼ満席に近いが、中は空いていた。中は本当にカフェ、というかバーのような感じなので、混むにはまだ時間がちょっと早いかもしれない。

 店内に入った時、店員さんたちが私を見て一瞬ビックリしたような顔をする。な、なぜ!?私、なんかヘンなコトしてる?ちょっと焦ったが、みんなすぐにノルウェー・スマイル(と、名付けます)で「Hi!!」と声をかけてくれるので、ま、いっか。
 カウンターに行ったら、坊主刈で昔のシンディ・ローパーみたいなメイクのおばちゃんが「何にする?」と聞いてきた。ドスのきいたハスキー・ボイスは、いかにもお水の姉御って感じだった。
 ただいま休酒中の私、「コーヒーありますか?」と、バーでコーヒーなんか頼んだらこの姉御にぶっ飛ばされるかな~?とややビビりながら聞いてみたら、姉御もノルウェー・スマイルで「色々あるわよ」と言う。「中で飲む?それとも外(=オープンカフェ)で飲む?」と聞かれたので、「外で・・・」と答えたら、「じゃあ、席に座ってて。外はオーダーを取りに回ってるから。スタッフに注文してね」と言われた。

 オープンカフェには、たいまつを燃やしてるかのような、ガス・ランプがあって、近くに座ると暑い!!でも、雰囲気は確かにいい。まったりしつつ、「あ~、明日の午後にはここを発たなきゃいけないんだな・・・3泊にすればよかったかな」と思った。

 夜、ホテルに戻ったら、フィンランド人ナースで現オスロ在住のSariから電話がきた。
 実は、私たちはオスロで会う予定になっていて、私がオスロに着いたら連絡することになっていたのだが、超大バカな私、携帯のメモリーに間違った番号を登録したようで、到着直後にかけたものの、「この番号は使われていません」になってしまい、連絡が取れなかったのだ。で、私からの連絡がないので心配したSariが、今朝出勤前に携帯にメールを入れてくれて、「無事にオスロに着いたの?連絡がないから心配してるのよ!」というので、なんとか返信でコンタクトを取れたというわけだ。

 Sariにメールで事情を話してあったので、「かけたら誰か出た?」と聞かれ、「『使われて
ません』っていうアナウンスだった」と答えたら、爆笑された。
 Sariは「で?オスロはどう?気に入った?」と聞いた。私はヘルシンキと同じくらい気に入
ってしまったこと、ノルウェーの人はなんだか優しいと思ったこと、いい男が多いことなどをすべて話した。
 するとSariは「ねえ、Aki、ヘルシンキ移住はやめて、オスロに来なさいよ。オスロの方が絶対いいって。フィンランド語よりもノルウェー語の方が簡単だし。オスロに住めば、私たちいつでも会って、遊べるわよ」と誘惑してきた。ただでさえ、ノルウェー男のレベルの高さとノルウェー人のダイナマイト・スマイルに、気持ちがグラグラきてるところを突いてきたので、相当傾きかかってしまった。ふぅ、あぶない、あぶない。

 「Sariはもうノルウェー語話せるの?」と聞いてみた。Sariは笑いながら「もう、バッチリよ」
と言った。私が「なんで!?私はまだ英語もおぼつかないし、フィンランド語なんか、勉強してもすぐ忘れちゃって、全然覚えられないでいるのにぃ!Sariはフィンランド語も英語もノルウェー語もできるなんて!!それに、ノルウェー語ができると、スウェーデン語もデンマーク語も大体理解できるんでしょ~?すごいよ!!」と叫んだら、爆笑しながら「だって私ナースだもん。病院に来るのは地元の人がほとんどなのよ。他のナースもみんなノルウェー人だし。ノルウェー語しゃべれなかったら仕事にならないわよぉ。それに、ホントにノルウェー語って覚えるのそんなに難しくないわよ。だから、Akiもノルウェー語の勉強することにして、オスロに来なさいって」と言った。

 私たちはお互いの仕事の話などをした。Sariの勤務シフトの都合で、明日は7時から仕事だというので、時計も10:30過ぎだし、Sariは仕事が終わってそのまま職場から電話をかけてくれていたので早く家に帰って休ませてあげたいので、電話を終えることにした。

 最後に私が、必ず近い将来またオスロに来てみせるということ、その時にはもっとのんびり滞在すること、また、Sariにも日本にぜひ来てもらいたいことを話すと、Sariは「日本には興味があるから、お金貯めて必ず行くわ!Akiも次にオスロに来る時には、番号間違えないようにね。(笑いながら)中央駅からバスで15分くらいだから、今度はうちに遊びに来てね♪」と言った。

 あ~、電話番号間違えるなんて、私ってバカバカ。せっかくSariと遊べるチャンスだったのに。もったいないことをしてしまった。
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by gogofinland | 2005-01-26 13:01 | 2003 Norway

動物ネタに見舞われる

 ビグドイ地区へ渡るべく、アーケシュフス城から市庁舎前の港へ向かう道すがら、馬のお巡りさん発見。ふ~ぅん、フィンランドだけじゃなく、ノルウェーにもいるんだ?
 お巡りさんは馬から降りて、一般市民とお話中。あまりにも馬がかわいいので、写真を撮りつつ近づいてみた。「ナデナデしてみたい!」そう思って、一歩ずつそ~っと近付いていった。
 すると、あんなにおとなしくしてた馬が暴れだし、お巡りさんの肩にグイグイ顔をこすりつけ始めた。時々私をじ~っと見て、お巡りさんにボカボカと頭をぶつける馬。
 お巡りさんは、最初のうちは一般市民とお話ししながらテキトーに馬をなでていたが、さすがに様子が変だと思ったのか、クルっと振り返った。・・・で、すぐ真後ろまで接近していた、ヘラヘラしている私と目が合ってしまった。思わずビビった私は、ひきつったヘラヘラ顔のまま(硬直したんで)「か、か、カワイイ馬・・・」とつぶやいて、逃げたのであった。
 ちょっと!!なんなのっ!?あの馬!!私が怪しいっていうわけ!?失礼しちゃうわ~ぁ。プンプン。

 納得いかないまま、港に到着。潮の香りや海辺のちょっとベトつくような風がまったくない、「ホントに海かよ」という港。ヘルシンキもそうだけど、どうやら北欧の海は塩分が少ないらしい。だから海臭くないんだって。
 そんな港にバイキング船を模したような船がたくさん泊まっている。これらは観賞用の飾りではなく、実際に稼動している。
 ビグドイ行きのボートが来るまで、まだ20分くらいあったので、晴れた海辺でボ~っと一服しつつ待つ。隣のベンチのおじさんとおばさんが、エサを撒き始めたので、カモメの大群が舞い降りてきてガーガー鳴いてやかましいことこの上ない。しかも、エサを撒いてるのは私じゃないのに、私のところにまでカモメが期待に目をキラキラさせて集まってきてしまった。・・・今日立て続けの動物ネタかよ。

 同じベンチの隣に座って、ボートを待ってるらしき若い男に写真を撮ってくれと頼んだ。が、それ以上の進展はナシ。そんなもんさ。それに私の好みのタイプじゃなかったし。(お前が言うなと?)

 ボートは特に趣向を凝らしたものではなく、本当に普通の観光用ボートだ。わずか10分程度でビグドイ地区へ到着する。そこからてくてく歩いてバイキング博物館へ向かう。オスロカードを持っているので、入場料タダ。
 中に入るなり、どでかいバイキング船がドド~ンと置いてある。思わず「でか~い!!」と、言ってしまった。ビッケもこういうのに乗って、海を渡ってたんだなぁ。と、現実と空想上のアニメの主人公がごっちゃになり、感動している私。
 ここが私のオスロ訪問の一番の目的であった。(ってゆーか、これだけが目的)めいっぱい写真を撮り、展示物とはイメージの違う、どっかの美術館のような建物を後にした。

 建物の周囲には花壇があって、色とりどりの花が咲いている。ここで私はハチにつきまとわれて困った。刺されてはいないけど、振り払っても、振り払っても、ハチがブンブン1匹、私の周りを離れない。クルクル回転しながらハチを振り払い、「キー!!ムカつく!!」と言っている、日本人の姿は無気味だったかな?

 ビグドイ地区には、他にもコンチキ号とかフラム号とか、色々な博物館が集中している。ひと通り見て回って、次のボートが出るまでの間、フラム号博物館の隣のカフェでコーヒーとホットドックを買い、海辺のベンチで食べることにした。
 カフェのおじさんは、やはりダイナマイト・スマイルで優しかった。やっぱりノルウェーの人って基本的に親切なのかも。

 風がちょっと強いけど、お日様がギラギラ輝いてて、気温は高い。全然寒くないので、とても快適。しかも海臭くないので、ノンビリできて本当にリラックスできる。
 波で削られた、洗濯板みたいなギザギザの海岸の端に十字架がいくつか見えた。「ここも何かあった場所なのかな?」と近付いてみると、それは恐らく停泊した船を固定しておくための金具のようで、ただ金属の棒が植え付けられて、十字型に組んであるだけであった。でも、遠くから見ると、十字架が立ててあるように見えるんだよ~ぉ。

 船着場に行くと、あと数分でボートがやってくるようだ。反対岸から市庁舎側の岸を見ると、「ああ、ノルウェーの港だな~」というイメージ通りの風景が広がっている。ここからはアーケシュフス城の城壁も見える。この風景を見ていたら、ノルウェーでも有名な風景のベルゲンに行ってみたくなった。オスロから離れているので、今回は行けないけど、いつか行ってみたいな。
 
 帰りのボートで、隣り合わせになったおじさんに写真を頼んだ。このおじさんはどうやら他の国からの観光客のようだったが、やっぱり優しかった。撮り終わって、「ちゃんと撮れてるかい?」と心配していたので、デジカメのモニターを見せたら、「あ~、良かった。」とホッとしていた。

 オスロもヘルシンキに負けず、結構狭い。中心部に戻って写真を撮りつつブラついていたら、洋服屋さんでバーゲンをしている。物凄い混雑。まさにバーゲン戦争状態だ。
 ほとんどの商品が50Nkr(=約800円)だというので、この戦場に飛び込んでみることに
した。山と積まれたバーゲン品を漁るノルウェー女性の中をもみくちゃになりながら、ニットを1枚ゲット。他にもいい感じなものがあったが、これだけで諦めることにした。
 中には、決めた服をどんどん彼氏にパスし、彼氏は腕に洋服を山積みされてレジの行列に並んでいる・・・というカップルが数組いた。
 この女の戦場に連れ込まれてしまった哀れな男性陣は、ほとんどがレジの順番取りに使われていた。「キミにはこれが似合うよ、ダーリン」「いや~ん、コレが好みなのぉ?」なんてゆー、甘いカップルは皆無。「これも持ってて!」「あ、こっちも!!」と、女性陣がどんどん彼の腕に50Nkr均一の洋服を積み上げていき、レジで支払う前に吟味し、「あ、これいらない。」「これもやめた」と、今度は不要な商品を返しに行かせている。
 私の前に並んでいた、そういう類の彼氏がふと振り返って、目が合った時に軽い笑顔でため息をついてみせたので、思わず「お気の毒に・・・」と言ってしまった。
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by gogofinland | 2005-01-26 12:57 | 2003 Norway

レジスタンス

 なんか朝からドタバタしてしまったけど、まだ10時前。これから観光タイム!空は曇ったり、晴れたりしつつ、風が少し強い。だけど温かい風なので、薄手の長袖1枚でも歩いていると暑いくらいだ。ラッキー♪

 まず最初の目的地はアーケシュフス城だ。とりあえず中央駅から港の方に向かって歩いていけば間違いないだろう。と、てくてく歩き始めた。
 港の近くで岩壁が続く。「もしかして、もうお城の近くだったりして。んなわけないよな」と、1人でブツブツ言いながら(周りには誰もいなかったよ!!)壁の住所表示を見たら、まさにこの岩壁の上はお城の敷地だった。
 入り口を探してぐるっと回ると、駐車場には観光バスがたくさん止まっている。「うるさい日本人ツアー客がいないといいな・・・」祈りながらお城へ向かった。
 幸い日本人団体はいなかったけど、色々な国の人が団体でいる。だけど、そんなにやかましくない。これは大きな違いだ。

 まずは公園があって、そこにはたくさんの石碑があった。石碑には人名とその人の生年~没年が書いてある。没年は大体が1940年代前半。ほとんどが1944年あたりだ。その頃って第二次世界大戦中じゃないか?と思った。
 私はフィンランドにばっかり目がいってて、ノルウェーの歴史をロクに知らない。だから第二次大戦中に、ここで何があったかなんて、よくわかってない。
 だけど、これらの石碑にハトの絵が彫られているのを見ると、きっと戦争に関わる石碑であることは間違いない。平和を祈念する何かがある。

 公園とお城の間はお堀みたいになっていて、そこに橋がかかっている。正面、お城側には衛兵が立っている。
 この衛兵が気に入った!!キミちゃん似だ。かわい~♪思わず「あなたの写真撮っていいですか?」と聞いたら、ニッコリして「どうぞ」と言って、衛兵らしいキリっとしたポーズをとってくれた。

 カモだらけの池、馬糞が落ちまくっている道を歩きながら、(馬糞避けるのにいっぱいいっぱいで、ほとんど下を向いてたぜ)ちょっとした坂道を上がっていくと、博物館らしき建物がある。『レジスタンス博物館』だ。
 オスロカードを使うと、こういったところへの入場が無料になる。中に入ると、薄暗くて、これはかなり重い雰囲気の博物館だな・・・と感じる。
 展示物の観覧経路の入り口側を入ったところに、ホンモノの銃が山と積まれてデザインされたオブジェや、黒くて大きな鉄の塊=爆弾(着弾後なので、お尻側は破裂している)が置いてある。
 銃の山を見ていると、「誰かが誰かをこの銃で撃って殺したんだ」とイヤ~な気分。こういう博物館は、戦争のなんたるかを知らない私たち世代にも、色々と考える時間をくれる。・・・というか、否応なしに考えさせられる。
 そして、あれから半世紀以上経ったというのに、まだ世界中のあちこちで銃を持って戦い、国を守るためとか、家族を守るためとか、平和を達成するためとか、色んな言い訳の下に人を殺している人がいる。
 そういう人たちが持ってるのも、全部こうして弾を抜いて固めてしまえ!!と思えた。

 ノルウェーのレジスタンス運動とは、第二次大戦中、ナチスドイツとノルウェー・レジスタンスたちとの闘いだ。
 ナチスに捕らえられた活動家たちが、工夫して残した日記や手紙、どんどん締め付けが厳しくなっていったのか、物凄いものだと、トイレットペーパーに針で一つ一つ穴を開けて文字を書き、灯りで透かさないとわからないものなんかがあった。フィルムの隠し場所も、靴のカカトだったり、パンをくり抜いていたり。
 出口に到着して気付いた。順路の入り口の上には「1940年」、出口の上には「1945年」
と表示されている。
 ロビーには広島にもあるような大きな鐘が置いてある。

 ちょっと神妙な気分になりつつ、こうしてのほほ~んと旅していられる自分の環境に感謝しなくちゃいかんのだな・・・と、「よっしゃ、目一杯楽しんでやるぅ!」と張り切る私。
 残念ながら、今の時期はお城の中には入れない時期なので、敷地内をぐるぐる回って終わり。

 この後は、オスロ観光のメイン、私が一番見たかったものを見に、ビグドイ地区へ渡るべく、市庁舎前の港に向かわなくては。
 そして、港へ向かう途中で、今年もまた動物ネタが待ち構えていようとは、その時の私には知るよしもなかったのであった。
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by gogofinland | 2005-01-26 12:51 | 2003 Norway

朝からひと苦労

 前夜は少し早めに寝た上、爆睡だったせいか、案の定目覚ましが鳴る前に目が覚めてしまった。
 オスロは2泊なので、実質今日しかゆっくり見て回れないのだ。おかげさまで心配していた天気は曇り時々晴れの予報。
 朝食ナシのホテルなので、朝食取りがてら活動開始にしなくっちゃ。おっと、その前に、前夜テレビのリモコンを借りるデポジットで200Nkr取られたので、(もちろん、リモコン返せば返ってくるお金なんだけど)まずは両替しないと朝食さえも食べられない。まずは両替だ。確か、中央駅の郵便局で両替やってたな。

 郵便局は朝から大混雑状態。番号票を取ってソファに座って待っていたら、同じく座っていたおじいさんが、1人で延々しゃべっている。相当ゴキゲンだけど、うるさい。1人で爆笑したり、怒り出したり、ちょっと忙しい人(?)だ。

 やっと順番がきたので、両替を頼もうとしたら、「日本円はできない」と言われた。はぁ!?天下の(?)日本円を両替せずしてどうするっちゅーねん。それに、入り口の看板にはドルやユーロ、どこのだかわかんない紙幣に混じって、諭吉の写真も載ってるじゃないのよっ。
 納得いかないけど、ここでヘタにもめても仕方ないし、「じゃあ、どこならできますか?」と聞いたら、逆戻りして大聖堂の向かいのNordiaという銀行に行ってくれと言われた。

 もと来た道を戻ってNordia銀行を探したが、見つからない。迷ってても仕方ないので、近くのカメラ屋さんに入り、聞いてみた。
 お客さんがいるというのに、お店のご主人らしきおじさんは通りまで出て教えてくれた。このおじさん、結構かっこいい。50歳前後だろうけど、「こういうおじさんだったらOKかも」と、道を聞くのが目的なのに、私の気分は不純な方へ、不純な方へといってしまう。

 教えてもらったとおりに歩いていったら、小さく「Nordia」と書いてあるビルの入り口を発見。しかし、ここが銀行の入り口なのか、それともただのビルの入り口なのか、イマイチ判断に迷うような雰囲気。日本の銀行みたく「ここにありまっせ!!」と主張するようなドデカイ看板を建物の上の方につけてくれよ・・・という感じ。
 ビルに入ると、窓口はエスカレーターを昇った2Fだということが判明し、窓口のおねーさんに「両替お願いします」と言って諭吉を差し出したら、「すみません。日本円は扱ってないんです」と言われた。
 はぁ!?だって、ここ銀行じゃん!!でかい支店じゃん!!郵便局での分も合わせて小ギレ状態になってしまった。超・ブロークン英語で「でも、中央駅の郵便局でここに行くように言われたんです!」と言ったら、おねーさんは「すみません。でもここでは日本円は扱えないんです。中央駅の当行の両替所ならできますから・・・」と言う。
 「わかりました。じゃあ、両替所は駅のどの辺にあるんですか?」と聞いたら、「古い駅舎の1Fにあります。ガラスの建物(=郵便局があった方)は新しい建物で、その隣に黄色っぽい建物があります。建物の前にトラの銅像があるので、すぐにわかると思うんですが・・・」と教えてくれた。

 プリプリしながらまたまた逆戻り。「黄色っぽい建物は・・・あった!!」ガラスの中央駅の隣、広場の階段を降りたところに、トラの銅像がある。「これかぁ!!」思わずデカイ声、しかも日本語で叫んでしまった。
 中に入ると、新しい駅舎とは違って、ちょっと趣がある。カフェや洋服屋さん、マックに花屋さん、バーにスーパーマーケットまである。なんだかいい雰囲気だったし、たかだか諭吉1枚を両替するために往復したせいで、お腹がグーグーだったので、この建物の中のカフェで朝食を取ることにした。

 あ~、満腹!!と満足して駅前の広場、トラの前でタバコを一服していたら、(場内禁煙だったんで)朝っぱらから赤ら顔の、酔っ払い風なオヤジがやってきて、ノルウェー語らしき言葉で、一方的にあれこれ言われた。
 私が「ノルウェー語はわからん」と言ってるのに、お構いなしに何かを訴えかけてくる。いい加減ムカついてきたので、「え?」というのではなく、「あ"!?わかんねーよ!」と言ったら、諦めて立ち去った。
 ちなみに、私の「あ"!?」という顔は、時によっては非常に怖いらしい。高校時代、この顔で聞き返したら、友だちに土下座して謝られた。・・・というような顔らしい。ご想像にお任せするわ♪
 結局、おじさんは小銭をたかってたみたい。階段に座ってたツーリストっぽい男性(推定年齢20代後半・顔はフィンランド人ぽい)は、立ち上がって直立不動になり、何かを渡していた。

 いや~、思いのほか長い朝だった。オスロ・カードを購入し、さあ、観光に出発だ。
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by gogofinland | 2005-01-26 12:45 | 2003 Norway

オスロ到着!

 よっしゃ!いよいよオスロ行きに"Go to Gate"の表示が灯った。
 ゲートに行って、チケットチェックのおばさんにチケットを渡して、半券を返してもらうその時・・・おばさんは私にこう言いながら渡した。"Hei, girl !!"・・・あ、あの~ぉ、私『Girl』っちゅー年じゃないんですけど。

 ヘルシンキを飛び立ってオスロ間近まで、厚い雲が下にビッシリ。まるっきり下界を見ることができない。
 ヘルシンキでは、出掛けに見た天気予報が見事ハズレて、晴れてたけど、こりゃ~噂通り(=97年の帰国便の大学教授のお話し)、オスロは天気予報が当たって雨なんだわ・・・ストックホルムといい、オスロといい、ヘルシンキ以外はダメダメなんじゃないの!?と半ギレ状態な私。
 が、しかし!神様はエライ!!着陸態勢に入る頃、雲がプッツリ切れて初めて見るノルウェーの景色が眼下に広がっているではないか!!
 飛行機を降りて、空港に入るガラス張りの通路では、北欧らしいキーンとした冷たい空気と一緒に、「これでもかっ」ってくらいに真っ赤で大きな夕陽が「まだまだ落ちませんぜ」と、踏ん張って眩しい。

 預けた荷物を受け取って、トイレへ行った時。手をかざすと水が出る蛇口で水が出てこない。壊れているのかと隣の蛇口に移動したが、ここも水が出てこない。手を差し出したり、引っ込めたりしながら悪戦苦闘していたら、隣にいた金髪の北欧美女(=モデルみたいにマジでキレイな人だったな~)が、このどんくさい日本人を見かねたのか、「手を引っ込めちゃダメよ。じ~っと手を出しておいて」と教えてくれた。
 言うとおり、じ~っと手を出してたら水が出てきた。「ありがと~」とお礼を言うと、「どういたしまして♪」と、ダイナマイト・スマイルで出て行った。
 私は間違いなく異性愛者だけど、きっと、あーいう美女が優しくしてくれて、ダイナマイト・スマイルを投げかけたら、大抵の男はイチコロだろうな~。

 空港から市内の中央駅までは、エクスプレストレインで行く。Fly Jetとかいう乗り物だ。まあ、要するに成田エクスプレスのような、スカイライナーのような、そんな乗り物。

 Fly Jetのチケット売り場に並んで、「さあ、私の番!」となったところで、窓口がクローズ。「だったら先に言えよな~」と、ムカっときたが、窓口のおねーちゃんがしきりに謝るので、仕方なく別の窓口に並び直すことにした。(でも、しっかり超ブロークン英語で文句をタラタラ言っといたけども。日本人だって、泣き寝入りはしないことを海外に知らしめなくては)
 そしたら、並びなおした列の2番目に並んでいたおじさんが、「先に買いなさい」と自分の前に割り込ませてくれた。「キミの方が先に並んでたんだから」と。しかも、おじさんは、その後ろに並んでいる人たちに「彼女を先に入れるよ」と説明してくれたらしく、(ノルウェー語はわからん)後ろの4~5人も「うんうん」とうなづき、ニコニコと「どうぞ」と私に言った。
 無事切符を買って、みんなに改めてお礼を言って、ホームへ降りた。

 なかなかキレイな駅だ。空気は相変わらずキーンと冷たいが、心地いい。
 ちょっと派手目なデザインのFly jetがホームに入ってきた。ドアはボタンを押さないと開かない。なぜかこれは勘で気付いたので、ボタンを押してみた。
 乗り込んで「はて?」と思った。チケットはノルウェー語で書かれている。これって自由席なのかな?チケットのどこかに席番が書いてあるのかな?とりあえず、車両の一番前の窓側を陣取って、隣の列にいたおじさんに「これって自由席ですか?」と聞いたら、「ヤー、ヤー。どこでも自由に座っていいよ」と、これまたダイナマイト・スマイルで言われた。

 静かに列車が走り出すと、少しスモークのかかった窓に、外の景色が流れていく。なんだか『世界の○窓から』のレポーターみたいな気分。
 「まだまだ!」と踏ん張っている沈みかけの太陽が、薄いスモークガラスをヘともしないで、まっすぐ差し込んでくる。
 22分後、オスロ中央駅に着いた。

 ここからは、トラムに乗ってホテルがある王宮広場近くまで行かなくちゃいけない。
 駅のインフォメーションでトラム乗り場を聞くことにした。地図で見ても、私が乗るトラムの停留所は駅の目の前ではないというのがわかる。
 案の定、結構離れていた。荷物を引っ張ってなんとか辿り着いたが、目的のトラムが来るまでは20分くらい待たなくちゃいけない。ぶっちゃけ、ヘルシンキのトラムよりも間隔が長いぞ!
 しかも、ここで思い切り私はガイドブックにだまされた。今回は「地○の歩き○」とは違うガイドを買ったのに、そこに書いてあった、ホテルへの行き方、『トラム10・11・17番で××で降りて徒歩1分』はウソだった。11番のトラムしか行かないじゃないか!!徒歩1分は合ってたけどさ。
 停留所に、事前にトラムのチケットを買っておく自販機があったが、なぜかお札が通らない。「に、偽札!?」仕方がないので、ヘルシンキのように乗るときに払えばいいや。

 結局、降りる時に払うことになってしまったので、切符を買えなかった事情を話してお金を払おうとしたら、中東系の運転手に「ちゃんと乗る前に買っておいてね!」と軽く怒られた。だ~か~ら~、買えなかったんだよっ!

 ホテルにチェックインして、ホッと一息ついたら、お腹がグ~ゥゥっと鳴るのと同時に、眠気が襲ってきた。
 今日は近所のスーパーで軽く買って、早く寝ようっと。オスロで活動できるのは明日1日のみだもんね。

 近くのスーパーを覗くと、ヘルシンキのスーパーと違って、すぐに食べられるものはお菓子かパンだけで、惣菜系が全然ない。仕方がないので水とジュースを買って、少し離れたところまで足を伸ばしてみた。
 途中、賑わうケバブの店。北欧(ヘルシンキ・ストックホルム・オスロ)にはケバブの店が結構多い。きっとケバブってスパイシーで、お子ちゃまな私には食べられないんだろうな~と思ったけど、すっごくいい匂い。
 チラっと覗いたら、ハンバーガーなんかも売ってた。あたりを見回したけど、他にそれらしき店もないので、そこでチーズバーガーを買うことにした。

 お店(中東系)の人は英語があまりわからないようだ。マックなんかよりはるかに分厚いハンバーグにたっぷりのチーズをのせた後、キュウリだとか、レタスだとか、トマトなんかをつまみまがら「これ、入れる?」という意味で「Yes?」と聞いてくる。
 私がケバブの店でケバブを頼まないのは、辛いものが苦手なのだろうと察したのか、最後にソースをかける時、何種類かすくって「Yes?」と聞いた後、最後にすくって見せたソースも「いらない」と言ったら、「これは辛くない」とカタコトの英語で言って、「入れようよ~」って感じで何度も「Yes?」と聞いてくるので、入れてもらうことにした。

 部屋に戻って食べてみたら、かなり美味しいチーズバーガーだった。お肉たっぷり、ソースも美味しい。結構大きいので、食べてる途中でめまいを感じるくらいに眠気が猛攻撃を仕掛けてきた。
 半分眠りながらチーズバーガーを食べ終え、バタンキューな状態だった。
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by gogofinland | 2005-01-26 12:42 | 2003 Norway

オスロへの道は遠い

 待ちに待った夏休みがやってきた!!本当に待っていたんだよ~ぉ。
 7月・8月はさほど暑くなかったのに、ここにきて夏のような暑さ。渋谷で成田エクスプレスに乗り換えるだけでも汗ダラダラ状態。気温差で体調を崩さないといいな・・・と祈るばかりだ。
 出掛けにチェックした、これから1週間の向こうの天気予報・・・毎度毎度ではありますが、「雨・・雨・・雨・・・・・」傘のマークがいっぱい!!たま~に雲の絵が・・・でも、お日様マークがない。

 初海外のハワイ以来になる成田エクスプレス。こいつが朝ちょうどいい時間帯に渋谷に止まってくれることに今年からなったので、乗り換えの手間が随分とラクになったもんだ。
 しかも、喫煙席ができたので、スカイライナー同様、座席でのんびり一服しながら成田へ行ける。スカイライナーに喫煙客取られての策なんだろうね。

 ま、それはそれとして、私が乗った車両はほぼ満席。途中、東京駅のホームでの行列ぶりからして、他の車両も相当埋まってたんじゃないかな?最近は夏休みがお盆に集中しなくなってきたせいで、航空運賃が少し安くなる9月も人気らしい。
 案の定、我らがフィンエアー(毎度お世話になります)も、満席。会社は嬉しいだろうが、こっちは大迷惑だったりして。
 今回もフライトが早くて、1時間早くヘルシンキに到着してしまい、ただでさえ、オスロ行きまで2時間ちょい待たなきゃいけないのに、3時間以上空港で待ってなくちゃいけない。あ~ん、外に出たいよ~ぉ。

 予定より早く着陸したのだが、入国審査が異様に長い。ってゆーか、私の前5人が、ものすごく長く質問されまくってたのだ。おじちゃん3人、おばちゃん1人、若い一人旅風の男。段々イライラしてきてしまった、短気な私。
 「せっかく『いい男』な審査官なのに・・・」(やっぱりいい男のいるゲートを選んだ私。懲りてない)と、思いつつ、「何をそんなに質問されるんだろう?」と、ちょっぴり自分も不安になってしまった。
 やっと順番が回ってきたので、恐る恐るパスポートを差し出したら、その『いい男』な審査官が、超満面の笑みで「コンニチハ!!」とカタコトの日本語で言ってきた。あら、さっきまであんなに渋い顔してたのに、いい人じゃないの。
 で、私への質問はというと、「オスロとヘルシンキ、ずっと観光ですか?」だけ。私が「観光と、友達に会うんです。」って言ったら、「こっちに友達いるの?」と聞かれ、「ハイ。何人か。」と答えたら、「楽しんで!」とハンコを押してくれた。
 これだけ。一体、前の5人はどういう人物だったのかしら?ヤバそうな人たちにはとても見えなかったんだけどな。まあ、いいや。私はすんなり通れたし。←自分さえよければいいという人間の典型・・・

 国際便のターミナルに入る前に(って言ってもガラス1枚なんだけどね)、またセキュリティチェックがあった。「あれ?ストックホルム行く時、こんなのなかったのに・・・」やはり、時勢が時勢なのか、少し厳しくなっているのかもしれない。・・・の割には、チェックの係官たち、妙に陽気で「Terve!!」とか「Hei!!」と挨拶してきて、緊張感ないけど。

 さあ、約9時間ぶりの喫煙タイムだ。飛行機の中では「吸いたい」気持ちがさっぱり起きないので、それはそれで非常に助かっているんだけど、降りた途端に「タバコ吸いた~い!!」という衝動にかられる。
 で、いつもの通い慣れた喫煙ルームに直行。あ~ぁぁ・・・たった一服でめまいがする・・・頭がクラクラ・・・この状態で入国審査してたら、きっと私捕まってると思うな。
 毎回これだ。せっかくヤニが抜けかかってんだから、飛行機に乗ったついでに、タバコやめればいいのに。

 フライト時間が気流のせいで短いのは、ヘルシンキでそのまま外に出られる時には、超ラッキーってなことなんだけど、乗り換えがあって出られない時は大迷惑、地獄のような数時間となる。
 お土産を今買ってどうする!?だし。カフェって言っても、コーヒー何杯も飲めないし、3時間タバコ吸い続けたら死ぬし。
 仕方ないので、カフェでコーヒー飲む→ベンチで新聞読む→トイレに行く→タバコ吸いに行く→お店を覗く→離陸していく飛行機を眺める→元に戻る・・・の繰り返し。

 何度目かの喫煙ルームで、日本の団体ツアーの添乗員さんとおしゃべりした。ジジババ相手のツアコンは本当に気の毒だ。思わずグチる彼女。どんどんブチまけなさいな!!と余りに気の毒過ぎて、聞いてあげたくもなるようなヒドイ客ばっかだ。そんなの、機内や街中での様子を見てれば、彼女の話がウソじゃないってことは私も感じる。容易に想像つくもん。

 ぶちまけまくった後、「はぁぁ・・・」大きくため息をつきながら、彼女は一足先のコペンハーゲン行きのゲートに向かった。私に「楽しんでね!」と言ってくれたので、私は「頑張って耐えてね!!」とエールを送った。彼女率いるご一行は、これから8日間で北欧4ヶ国をまさに駆け足ツアーで回るのだそうだ。

 私のオスロ行きは、もう少し後だ。
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by gogofinland | 2005-01-26 12:35 | 2003 Norway