奈良・興福寺ふたたび

東大寺でボコボコにされてから、
気を取り直してお土産を買いに商店街へ行き、
一度ホテルへ戻った。

晩御飯を食べに出る前に、
今夜も興福寺に晩のお参りである。

最初に書いた通り、ここへはなぜか通った。
到着して最初に行き、
その日の晩御飯前に行き、
今朝も朝お参りした。



夜はライトアップされていて、これまたいい感じ。
だから夜でも結構人が来ているし、
寺務所も開いてるので、怖くない。
鹿もいっぱいいるしね。

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お寺に向かう途中で、お寺から鐘の音が響いた。
時計を見ると午後6時。

鳴り終わらないうちに鐘のところまで急いで行かなきゃ!
と、意味不明な使命感に燃えていた自分。

無事間に合って、残り3回分(合計6回鳴った)は、
ちゃんとお祈りしながら聞けた。

鐘を打ち終わったお坊さんが、「鐘のお話ししましょうか?」と
申し出てくださったので、ぜひ聞かせていただくことに。

私は仏教徒ではないのだが、なんだか心にしみた。

<鐘のお話し~長文注意報>
鐘は朝の6時と夜の6時に打つ。
私が訪れたのが夜6時の鐘だったので、夜6時の鐘について
教えていただいた。

昔の人は夜を3つに分けるようになっていて、
この夜6時からの最初の時間帯は『初夜』というのだそう。
そしてこの6時の鐘を『初夜の鐘』と呼ぶんだそうだ。

この時間の鐘は、俗世と仏世の両方に音が届くらしい。
だから、願いや祈りを届けるためには、
鐘がゴ~ン!と鳴った時ではなく、その後しばらく続く余韻の間に
祈るのが本当なんだって。
そうすると、その音に乗ってお祈り事が仏様に届くそうだ。
いや~、ゴ~ンと鳴らしながら願うんじゃないんだね。

お寺や仏像、仏具にハスの花が描かれている。
その理由も教えていただいた。
極楽浄土では、ハスしか咲く花がないそうだ。
ハスは泥の中で育つが、泥に汚れずに白い花を泥の上に
開くことから、けがれのない唯一の花だからだそうだ。

それと、お寺の鐘って、お坊さんの形をしている。
細かくパーツを分けて教えていただいて、なるほど!と思った。
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手書きで汚くてすいません。
お坊さんの形をしているから、願いを仏様に伝えてもらえるんだって。
今度どこかのお寺に行く機会があったら、皆さんもぜひ見てください。

『願い事』と『希望』は別物で、
『願い』はそうそう叶うものではないらしい。
「こうなって欲しい」と思うようなことは願い続けることしかできない。
でも、「こうなりたい」「こうしたい」という『希望』は、
自分の努力や意識の持ちようで叶えることができることだという。
自力でどうにもできないようなこと=『願い』を叶えるというのは、
とても難しいことだが、自力でどうとでもできること=『希望』は、
いくらでも実現することができる。
この二つは似ているようで、まったく違うから、
『希望』を叶えることができるよう、努力していかなくてはいけないという。

おみくじを引いた時に、「大吉だの凶だのに一喜一憂してはいけない」
アイタタ・・・(><)去年から一喜しっ放しですけど!!
大事なのは大吉か凶かではなくて、その後に書かれていること。
そのおみくじを引いたというのは、そこに書かれていることが
今の自分にとって必要な、自分のためのお経であるということ。
だから、本来はその場に結んで帰ったりしてはいけない。
大切に持ち帰り、その“お経”を常に思い出すように・・・だそうだ。

おみくじのお話しは、後から来たカップル客に話していたこと。
でも、私にも感じるところあり。
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by gogofinland | 2009-01-20 17:31 | 旅ジャパ~ン!!