はじけるフィン人~その1

ライブは11時過ぎに始まるらしいということで、まずはクローク近くのバーへ。
バーの入り口で、コワモテのセキュリティに手の甲にスタンプ(TDLなどでも途中退場の時に押されるやつ)を押され、人ごみをかき分けて中に入る。
東京の通勤ラッシュ並の大混雑である。
カウンターで飲み物を買って、ちょうど1ヵ所席が空いたのでそこへ移動。席に着いてよく見たらステージがある。「ここでライブがあるの?」と聞いたら、「ライブは別のバーだよ」と言う。
突然音楽が鳴り始め、そこで気付いたのだが、ここはカラオケ・バー。

ステージで熱唱するフィン人を初めて見た。こんな、大勢の人の前で・・・カラオケ・ボックスに慣れている日本人・AKIにはありえな~い!!という場所だ。
しかも、他人が歌っているステージに勝手に上がりこんで、その歌に合わせてダンスする人がいたりする。

少しして、「M、ここにいたの~!」と、今夜ライブをやるマリアがやってきた。
27歳には見えない・・・ぶっちゃけ年上かと思った。マリアの友だちもいた。
Mが紹介してくれて、握手しながら、マリアが「あなたがAKIね!いらっしゃい!!」と言った。陽気な感じの人だ。ライブの準備があるから・・・と、マリアはすぐに戻って行った。

ずっとフィンランドの曲を歌う人が続いたのだが、BON JOVIのLivin' on a playerを歌った人がいた。一緒になって鼻歌で歌ってしまった。
と、その時2人の若い男性がMのところにやってきた。Mの知り合いである。一人はマルコ。もう1人は・・・既に泥酔状態で何言ってるかすらわからないから知らん。(爆)
Mのところに私が来ているのを知っていたようで、2人共「彼女がAKI?」と聞いた。で、挨拶をした後、この泥酔くんがよほど日本人に興味を持ったらしく、私を独占状態に。Mはマルコと話していて、私は泥酔くんのロレツの回らない話を延々聞かされたのだ。

泥酔くんは英語が苦手なのかもしれない。その上泥酔・ロレツ回らず状態のため、酔った頭から必死に絞り出していると思われる英語も聞き取りにくい。

泥「どうしても1つだけあなたに聞きたいことがある」
私「何?」
泥「日本人は毎日ご飯(=米)を食べるんですか?」
私「(--; 大抵は・・・」
泥「僕も時々食べます」
私「あ~、そーですか・・・」

泥「あなたに聞きたいことがある」(1つだけじゃなかったんかいっ!)
私「はぁ・・・」
泥「フィンランドが好きですか?」
私「大好きですよ」
泥「フィンランドのどういうところが好きですか?」(おいおい、3つ目だぞ)
私「う~ん・・・人もいいし、美しい自然もいいですね~」
泥「フィンランド人はいい人です」
私「・・・(--;」

泥「あなたにお願いしたいことがあります」(今度は何だよっ)
私「何でしょう?」
泥「ハグさせて下さい」
私「あ~、どうぞ」
・・・ハグったって軽いもんでしょ?と思ったら、こいつ抱きついて離れない。
別に変な動きなどはないのだが、ギュ~っと抱きしめてきて「日本の女性はステキです」とか
言いながら離れない。
ふと思った。「ジョンにハグした時もこのテを使えば良かった!」(こんな時に・・・)

マルコがさすがにマズいと思ったのか、泥酔くんに「もういいだろう」と離して、泥酔くんをMと話させた。あ~ぁ苦しかった!
で、まともな状態のマルコが私と話し始めたら、Mと話してたはずの泥酔くんが間に割り込んでくるので、全然マルコと話しができない。
さすがにMのご機嫌が悪くなってきて、Mが「AKI、そろそろライブが始まるかもしれないから移動しよう」と言った。
「それじゃあ、バイバイ」と席を立とうとしたら、同じテーブルに座っていたカップルの女性(さっきBON JOVI歌った人)が、「ねぇねぇ!ちょっと待って!」と話かけてきた。

女「BON JOVIの新しいアルバム、もう買った?」
私「まだなの~。ちょうど日本を発つ日が発売日だったから、まだ買えてないの」
女「でも、絶対買うでしょ?」
私「もちろん!日本に帰ったらすぐに買うよ~」
女「私も!絶対ゲットするわ!!今夜は楽しんでね!!」
私「あなたもね~!!」

別のフロアに移動しながら、Mが泥酔くんのことで怒っていた。
泥酔くんに言っても通じなかったようで、マルコに注意したらしい。本当は一緒にライブも見に行くつもりだったようだが、あの調子だったので「初対面なのに、AKIに対して失礼だろう。だからライブには一緒に行かない」って。ちょっとプリプリモード。

上のフロアはもっとすごい状態。
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by gogofinland | 2005-09-23 17:10 | 2005 Finland