サイテーな夜

 ヘコんだままホテルに戻った。もう明日は帰国しなくちゃいけないから、荷物も片付けておかないと。
 明日は朝、出勤前のみほこさんと会って、土曜日に渡し忘れたもう1つのお土産を渡す。その後はチェックアウトして、コインロッカーに荷物を置いて、最後のお散歩だ。火曜日のスケジュールは空港行きのバスに乗るまで同じだ。

 あの後も数回Kからメールが入っていた。だからさぁ、メール打たなくていいからさぁ!!

 10時過ぎ。隣の部屋が戻ってきたようだ。昼間チェックインしてた男の子集団だ。部屋で大声でおしゃべりしていてうるさい。
 今回止まったホテルのNGなとこ。まずは音だ。隣の声がすごくよく聞こえてくる。あまりにうるさいので、テレビを大音量にしてしまった。だって聞こえないんだもん。

 11時を過ぎて眠くなってきた。寝ようかな~と思うけど、隣がうるさい。とりあえずベッドに入ると、直後に集団が外出していったので、すごく静かになった。・・・そして私はあっという間に寝入ったみたいだ。

 突然大騒ぎの声で起こされた。時計を見ると2時近いではないか。あまりにうるさくて眠いのに眠れないので、ロビーで一服することにした。
 タバコに火をつけたら、ホテルのおじさんが来て「もう夜中でみんな寝てて迷惑になるから、1本だけでやめて」と言われた。
 は?なんで?タバコ吸うのにうるさいことなんてないじゃん。寝てるところを起こされたし、Kのこともあったしで、私はかなりご機嫌が悪い。
 「ロビーでタバコ吸うより迷惑なのがいるんですけど。隣の部屋がうるさすぎて、こっちは眠れないの!」と言ったら、おじさんが様子を見に行ってくれた。ドアの前に立っても騒ぎが聞こえる。

 おじさんがその部屋のドアを何度かノックするが出てこない。騒いだまま。声がデカ過ぎてノックの音が聞こえないみたいだ。部屋に戻ると、やっと注意してくれたらしく、急に静かになった。
 さあ、これで眠れる・・・と思った時、携帯にメールが入った。Kからだった。「今やっと仕事が終わった。今日はデートの約束を破ってごめん。僕も本当に残念に思ってる。僕はあんまりこまめにメールを書く人間じゃないけど、これからもインターネットを通して続けていきたいと思ってる。」

 返事を書こうかどうしようか迷った。自分にとっての最後のチャンスとして、帰り道にほんのちょっとだけでももう一度会いたい気持ちと、メールでならいくらでも書けるしなぁという猜疑心みたいなものとで迷った。
 結局、もう私は寝ていて、今この時間にこのメールは見なかったことにした。明日、帰国の挨拶を送ろう。
 隣は静かになったけど、なんだかイマイチ寝付きが悪かった。
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by gogofinland | 2005-02-12 00:19 | 2004 Finland