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テレビっ子・テレビ大国へ~その2

ファイナル・コールが流れたので、ゲートに向かう。
(搭乗開始案内で行くとひたすら並ぶんで、いつもこのタイミング)

座席に向かうと、3席並ぶEXIT ROWの窓側に白人のおじさん、
通路側に10代と思しき白人の男の子。
席に着こうとすると、おじさんが通路側の男の子と席を代わって
欲しいと言う。実はこの二人、親子だそう。
真ん中に誰も来なかったら二人で占領するつもりで両サイドを
取ったんだろう。

EXITで通路側、めちゃくちゃ足元広々。
ま、本当なら窓側のおじさんと代わって欲しかったけど。
でも、この後、おじさんの隣にいなくて良かった・・・と思うアクシデント発生。
(それは後ほど)



席を代わってあげると、おじさんは「ドウモアリガトウゴザイマス」と
日本語で言い、「スコニホンゴハナシマス」と、
満面の笑みで言った。

即座に息子が「『スコニホンゴガハナマス』だよ!」とツッコむ。
「あぁ、そっか」と、わざわざ満面の笑みで言い直すおじさん。
そして息子まで同じことを同じように満面の笑みで私に言う。

おじさんが「キミは英語が話せるの?」と聞くので、
「少しだけですが」と言うと、またもや「ワタシモスコニホンゴハナマス」
・・・(--; さっき聞いたし・・・つーか、直ってないし・・・
また息子が修正し、息子までまた同じことを言う・・・

結局、フライト中に判明したこと。
おじさんがしゃべれる日本語は、
「アリガトウゴザイマス」
「スミマセン」(=呼びかけの時の)
「スコチニホンゴハナシマス」
だけのようだ。

コンチのエコノミーはパーソナルモニターだったので、
エンターテイメントも色々自由に選べる。
そのガイドを見たかったので、おじさんに取って欲しいと頼むと、
機内免税品販売のカタログとか、他のパンフなど1冊ずつ取り出しては
「これも面白そうだよ、読む?」
「あ、こっちは詳しく載ってるみたい。これ読みたい?」
と、親切でしょうがしつこい。

さて、無事に離陸し、ドリンクサービスが始まった。
おじさんは10ドルも払って小さなジンの瓶を2本買って
ジントニックを飲もうとしたのに、コップに入れ終わって「さぁ、飲もう」
という瞬間、思い切りひっくり返してしまい、ズボンからブランケットから
ビショビショになってしまった。

あぁ、窓側に代わってたら、おじさんが真ん中の席でひっくり返してた
わけだから、こっちにまで被害が及ぶところだった。ホッ。

まるでおもらししたみたいに、ベージュのチノパンの股間~膝までびしょ濡れ。
そして初めて生で聞いた「サノバビッチ!」(爆)
チノパンはFAが預かって乾かしてくれたようだが、
ただそのまま乾かしただけらしく、降りる時におじさんを見たら、
おもらし型のシミになってしまっていて、思い切り目立った。

機内食は、エコノミーだし、外国エアーなので期待していなかった。
が、期待していないとマシに思えるので不思議。
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約12時間半のフライトのため、この2回の食事の間に
「スナック」と称する時間があり・・・
出てきたのはでっかいモスバーガーという感じのハンバーガーだった。
(写真は撮ってないけども)

3回食事が出るようなもん。
でも、1回の食事の量が明らかに渡フィン時より少なくて、
空腹時には少し物足りないくらいだから、まあいいか・・・

相変わらず、機内で爆睡。
食事の時間以外はほとんど眠ってる感じ。
だから喫煙欲もまるでわかず、あっという間の12時間半だった。

by gogofinland | 2007-09-09 13:05 | 2007 U.S.A(New York)